相模国三ノ宮・比々多神社

神宮大麻研修会

昨日、県神社庁において「神宮大麻研修会」が開催されました。

第62回神宮式年遷宮が一昨年無事に完遂しました。遷宮年のお伊勢さんへのお参りは約1420万人といわれ、その心は様々な形で内外に伝わりました。

これを機に、私たち神職は氏子総代と協力しながら、更なる啓発活動を推進するとともに、家庭祭祀の向上につとめなければなりません。

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研修会の講師には國學院大學の石井研二教授をお招きして、神宮大麻頒布向上に向けた方途を探りました。

先生は神社本庁やマスコミ各社、宗教団体や大学、各種団体による世論調査、宗教意識などの結果を丁寧に分析・説明され、変容する儀礼文化、希薄化に警鐘を鳴らしました。

また、日本創成会議の人口減少化による市町村消滅の危機や、20~39歳の女性が平成52年(2040年)には49.8%の市区町村で半減する将来推計人口の報告を通して、根本的な家族の問題について問題提起をされました。

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後半は3名の神職による活動報告で、神宮大麻の頒布向上・家庭祭祀の振興に向けた取り組みや課題、問題意識、提案などがなされました。

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