相模国三ノ宮・比々多神社

御神酒あがらぬ神はなし

神社で購読(月4回・毎週月曜発行)している神社新報に、「日本酒の日」に定められている10月1日、「日本酒で乾杯推進会議」の総会・フォーラムが開催(明治記念館・530人参加)された記事が掲載されていました。

昨年12月、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、日本酒を含めた日本食に対する評価や関心は高まっているようです。

日本人の食文化は、「海幸山幸」(うみさちやまさち)という神話の世界で表現されるように、山や川、海といった四季折々の自然に恵まれた伝統的なものです。

当然のことながら、年中行事との関わりも深く、その文化的側面は外国人にとっても、とても興味深いところだと思います。

御神酒

御神酒

昨日の朝、総代さんがお見えになりましたが、「酒祭」(さかまつり:11月6日)に先立って沢山(さわやま:三段の滝)の清掃整備作業を11月1日に行うことになっています。

酒祭は酒造神である「大酒解神」(おおさかとけのかみ)「小酒解神」(こさかとけのかみ)に沢山(さわやま)の御神水(ごしんすい)や、海川山野のお供えものを捧げてもてなします。

そのご神徳により、新酒の醸造安全と酒類業者の繁栄がもたらされるわけです。

「御神酒あがらぬ神はなし」といわれるように、日本酒が神々に捧げられるものであることは言うまでもありません。

うずらみか

うずらみか

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