相模国三ノ宮・比々多神社

国民の修身

22日は神奈川県神社庁において本宗奉賛委員会が開催され、禰宜が出席いたしました。

第62回神宮式年遷宮「お白石持行事」(8月29日~31日)、第42回初穂曳(はつほひき:10月14日~16日)の計画、参宮促進、神宮大麻(じんぐうたいま)奉斎(ほうさい)促進のための広報資材作成などについて協議しました。

天皇陛下の御治定(ごじじょう)により、10月2日には内宮において、10月5日には外宮において、神さまが新宮(にいみや)にお遷りになる「遷御」(せんぎょ)が夜8時に斎行されます。

多くの神社関係者が参列いたしますが、当社でも内宮の遷御の時刻に合わせ、総代参列のもとで遥かに伊勢の地を拝みます。

国民の修身 高学年用

国民の修身 高学年用

さて、写真は渡部昇一氏監修の『国民の修身』(高学年用)です。

戦前の教育というと、好戦的な重苦しいものを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ平和的で、奥ゆかしさを感じさせる内容です。

我らも国交の大切なことを忘れず、つとめて外国の事情を知り、外国人と交際するに当たっては、常に彼我(ひが)の和親を増すように心掛けましょう。

(我が国 第十課 国交より)

これからのグローバル化時代を生きる子供たちには、自分の国の国柄や文化、国民性、心の有り様などをしっかりと学んでもらいたいと思います。

皇室はかやうに厚く皇大神宮を御尊崇になります。国民も昔から厚く皇大神宮を敬ひ、一生に一度は必ず参拝しなければならないことにしてゐます。

(我が国 第二課 皇大神宮より)

*皇大神宮~伊勢の神宮「内宮」のこと。

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