相模国三ノ宮・比々多神社

総代について

残念ながら、少雨を解消するほどの雨とはなりませんでしたが、涼しい一日となりました。

明日は神社下の御神田で「御田植ゑ」(主催:神奈川県神道青年会)が計画されています。

水が張られた田んぼでは、鳥や蛙たちも楽しみにしているように思えます。

otaue

さて、今月は16日(日)の「第51回崇敬者祭」、30日(日)の「夏越大祓」の準備を進めていますが、7月23日(火)に予定している「第41回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会」に向けて、事務局として職務にあたる日々です。

神社には「総代」(そうだい)といって、氏子・崇敬者の中から選ばれた徳望の厚い人が役目にあたっています。

お祭りをつとめる神職と力を合わせ、神社の護持運営や祭礼の執行に物心ともに力を尽くしています。総代の総の字は 〝 惣 〟 という字をあてていたことを考えるとまさしくそのものです。

総代

総代

神奈川県内には神社本庁包括の神社が1122社鎮座していますが、中郡(大磯町・二宮町)・平塚市・伊勢原市内に鎮座する神社は144社で、前述の「中・平塚・伊勢原連合神社総代会」には81社498名が加わっています。管内の神職数50名と比較すれば、その力の大きさが明らかです。

中・平塚・伊勢原連合神社総代会は、神社神道の昂揚(こうよう)並びに会員相互の親睦を図り、以て神社総代の責務を完(まっと)うすることを目的として、総会・参拝旅行・研修会などの事業を行っています。

神道は本(もと)を立て、世を助け、人を救ふ、この三つより外(ほか)にあることなし 大国隆正

コメントをどうぞ