相模国三ノ宮・比々多神社

砥石

本日、小学校6年生の授業の合間に、講師をつとめる門田氏・藤本氏が三之宮郷土博物館を訪れました。

両氏は地質学の調査研究をしていて、当館にある砥石に興味を抱いていました。

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この辺りでは、丹沢の「戸川砥」(とかわと)が天然の秦野産砥石として有名です。

砥石は刃物などを研ぎ磨く石ですが、その材質で荒砥(あらと)・中砥・仕上砥といいます。

当館収蔵の砥石

当館収蔵の砥石

『日本書紀』には、鏡作部(かがみつくりべ=鏡作りを世襲していた品部)の遠祖である天糠戸(あまのあらと)という神名が出ています。糠戸は荒砥のことです。

当館所蔵の石

当館所蔵 管玉の原石 

まが玉祭(5月第3土・日)では、教育委員会や歴史アドバイザーの協力を得て、まが玉づくり体験を実施していますが、遙か昔の人たちが研いで磨く技術を学ぶことができます。

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