相模国三ノ宮・比々多神社

青年神職の稲刈り

本日は暖かい最高の日曜日となりました。

御神田(神奈川県神道青年会)では、まほろば教育事業団の参加協力を得て、抜穂祭(ぬいぼさい)が斎行され、青少年育成事業を兼ねて稲刈りが行われました。

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今年で11年目となる本事業に、当社からは権禰宜が1名運営担当として参加しましたが、県内の其処彼処から神職やその師弟、知り合いの子供たちが加わりました。

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粳米(うるちまい)のイセヒカリは、神宮の神嘗祭(かんなめさい)に「懸税」(かけちから)として献上されましたが、県神社庁包括下の本務神社には、新嘗祭(にいなめさい)の献穀米として奉納されます。

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「吾が高天原(たかまのはら)にきこしめす斎庭(ゆにわ)の穂(いなほ)を以て、また吾がみこにまかせまつるべし」(『日本書紀』)と稲作の原点が記されていますが、古来より「稲作とまつり」は切り離すことのできない関係がここにあります。

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古代米の藁(わら)は、当社の注連縄(しめなわ)や俵(たわら)づくりに用いられます。

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