先ずはこちらをご覧下さい。桜の絨毯(じゅうたん)が何とも芸術的です。
提灯吊しの作業に夢中になっていたら、いつの間に咲いたのか、足下からスーッと伸びた花を危うく踏み倒しそうになりました。
中中温かくならず、ストーブが手放せないと思いつつ、草木の成長はどんどん進んでいることに驚かされます。梅の木にも青梅がなっていました。
さて、今日は「神輿渡御(みこしとぎょ)・山車運行(だしうんこう)・供奉行列(ぐぶぎょうれつ)」執行に伴う、交通規制の件で伊勢原警察署の交通課に出向いてきました。以前に比べ、申請手続きが複雑化するとともに指導が厳しくなってきた気がいたします。
お祭りは古き昔から、公(おおやけ)の色合いが濃く、老若男女(ろうにゃくなんにょ)を問わず、宗教宗派を超えて楽しめる地域で最大規模の行事であることは言うまでもありません。その地域の特色があるからこそ、変わらない“ふるさと”としての温もりを感じ、色あせしない思い出がたくさん詰まっているのです。そして、いつまでも飽きずに楽しめる催しなのです。
今年は7年に1度行われる「諏訪の御柱祭(おんばしらさい)」です。その迫力や参加者のすさまじい熱意を、テレビでご覧になった方は多いと思います。お祭りが生み出すエネルギー、地域や人の絆は、他ではつくれないものであり、長い伝統の産物でもあります。その醍醐味(だいごみ)を後世に伝えることが私たちの使命でもあります。
警察の方との話の中で、「お祭りに規制が掛けられて、どこでもお祭りの規模が小さくなった」とありました。恐らく、警察が悪いのでなく、公よりも個の権利を追求し過ぎて、そういう世の中にしてしまったのかもしれません。
安全で賑やかに楽しくお祭りが行えますよう皆さまのご協力をお願い申し上げます。