本日は大山阿夫利神社の秋季例祭でした。
平安時代からの式内十三社のつながり、現在は相模中連合支部、そして伊勢原市内鎮座のお付き合いで、例年通り宮司が例祭式に参列いたしました。
また、この度は献幣使(けんぺいし)随員(甲)のお役として、禰宜が祭典のご奉仕をすることになりました。
戦前は、使者である「幣帛供進使」(へいはくきょうしんし)が、国や各自治体からの幣帛を御神前にお供えしました。
しかしながら、戦後は一宗教法人として、神社本庁からの幣帛を「献幣使」がお仕えして祭詞を奏上しています。
本日の献幣使は、神奈川県神社庁・庁長、鶴岡八幡宮・吉田宮司がつとめました。
明治初年に春日大社(奈良)から伝わった大和舞(やまとまい)などが御神前に奉奏(ほうそう)され、神恩(しんおん)に感謝し、神慮(しんりょ)をなぐさめ、1時間半にわたる祭儀がつつがなく斎行(さいこう)されました。
五風十雨(ごふうじゅうう)を祈り、五穀豊穣を願い上げました。