お昼過ぎに、学校法人向上学園 自修館中等教育学校(伊勢原市見附島)の中等教育課程1年生19名が2名の引率教員とともに、フィールドワーク(ルポルタージュ学習)でやってきました。
「伊勢原市の歴史や文化財、遺跡について」というテーマ学習に基づき、教育委員会 文化財課の職員さんによる授業を受けたうえで、体験学習を当地で実施しました。
小職としては、本題とは外れていましたが、折角の機会なので神社の由緒や神さまの話、茅の輪の話、参拝作法について説明をいたしました。
その後、三之宮郷土博物館に場所を移し、郷土の資料を見学しながら学んでもらいました。
また、境内にある「三号墳」や「下谷戸縄文遺跡環状列石及住居跡」(市指定史跡)を見学。
また、県内最大である「らちめん古墳」(神社の北西)を見学し、横穴式石室についての説明を熱心に聞くとともに、それぞれに思案をしている様子でした。
そして、神社隣接地で実際に行われている発掘現場(三ノ宮前畑遺跡)を訪れ、中世の道が発見されたとの調査報告を受けました。
2時間足らずの調査研究でしたが、実際に「来て・見て・学ぶ」ことの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。
まとめ学習では、班の中で十分に話し合い、充実した内容になることを願っています。