相模国三ノ宮・比々多神社

社頭講話研修会

昨日は、神奈川県神社庁相模中連合支部の社頭講話研修会が大磯・大内館で開催され、宮司を含め5人の神職が参加いたしました。

本研修は当支部の恒例行事となっていて、毎年この時期に行っています。

箱根神社宮司さまの講話

講師による60分講話

神職は専一に「祭祀の厳修」にあたることを旨とし、「葦原(あしはら)の瑞穂(みずほ)の国はかむながら言挙(ことあ)げせぬ国」(『万葉集』)というように、「惟神」(かむながら:随神)といって、神慮のままにということを大切にしてきました。

しかしながら、戦後は神社も一宗教法人となったこと、社会や家族の構造変化、また、多くの氏子崇敬者の皆さまと接する機会も多いことから、神さまとまつり、心の在り方、作法、歴史や伝統、文化、自然など多岐に亘って、分かり易く伝えることが必要となっています。

当社権禰宜の五分講話

当社権禰宜の5分講話

研修では、箱根神社の宮司さまによる60分講話を拝聴したのち、各社の若手神職が各自のテーマで5分間の講話をいたしました。

本職の前で専門知識を話すことは難易なことですが、経験を積んだ者にとっても新たな発見があり、とても有意義なものとなりました。

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