2021年7月 のアーカイブ

来し方と今を思う

2021年7月6日 火曜日

一昨日は神前結婚式をお仕えしましたが、初宮詣、七五三詣、成人式などに続く、神社で行われる節目の人生儀礼です。

本日は「長寿のお祝い」についてのご相談がありました。

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年祝いは、古くは「算賀」(さんが)「年賀」「賀(が)の祝」と称し、40歳、50歳、60歳と10歳長ずるごとに行っていましたが、後には「還暦」(かんれき:61歳)「古稀」(こき:70歳)「喜寿」(きじゅ:77歳)「傘寿」(さんじゅ:80歳)「米寿」(べいじゅ:88歳)「卒寿」(そつじゅ:90歳)「白寿」(はくじゅ:99歳)「上寿」(じょうじゅ:100歳)などが加わり、お祝いが行われています。

生命は祖神の賜物(たまもの)なので神社へ参り、来し方(こしかた)と今を思い、感謝の祈りを捧げます。

神前結婚式

2021年7月4日 日曜日

本日の良き日、久しぶりとなる神前結婚式をお仕えしました。

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残念ながら、梅雨の最中につき雨降りとなりましたが、瑞々しい木々の緑に包まれて、厳かに参進して社殿へと進みました。

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新郎新婦はもとより、御両家とも親御さんは和服に身を包み、とても威厳のある儀式となりました。

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ご結婚おめでとうございます。

金目川の氾濫と祈り

2021年7月3日 土曜日

本日早朝、伊勢原市内に「警戒レベル4避難指示」が発令されました。

幸いにして、当社では災害が発生することなく、施設を含めて境内全域は安泰でした。

観音橋から金目川上流を望む

観音橋から金目川上流を望む 午後2時半

午前中は北金目神社(平塚市北金目)、午後は南金目神社(平塚市南金目)において大祓が予定されていましたが、平塚市内には「警戒レベル5緊急安全確保」が発令され、金目川(かなめがわ)が増水したことから、氾濫による浸水被害が発生する可能性も出ました。

早急に両社の責任役員と連絡を取り、北金目神社については祭典を11日(日)に延期することになりました。

当社から南金目神社へ行くには金目川を渡りますが、平素であれば、川の遠景に富士山を眺め、禊(みそぎ)をする清らかな気持ちで観音橋を通行しますが、今日ばかりは溢(あふ)れるほどの濁流が流れていました。

南金目神社

南金目神社

南金目神社は金目川を見下ろす高台にあり、古く雷電(らいでん)神社と称し、雷神(いかづちのかみ)をお祀(まつ)りするお宮です。

金目川の氾濫の歴史においても、その御神徳(ごしんとく)の発揚(はつよう)を祈る、重要な位置に鎮座していることが理解出来ます。

神棚奉斎

2021年7月2日 金曜日

当地では大雨が続いていますが、沖縄では梅雨明けを迎えたようです。

大雨や豪雨も「篠突く雨」(しのつくあめ;篠竹で刺すように激しく降る雨)、「傾盆大雨」(けいぼんのたいう;バケツをひっくり返したような大雨)などと表現すると、多生は心も和む気がします。

しかしながら、このような気象で参拝者の少ない一日となり、予定されていた地鎮祭も延期となっています。

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さて、予(かね)てから相談をしていたお宅で、神棚奉斎(かみだなほうさい)の祭儀をお仕えしました。

大工さんに依頼をして、神事の時間までに棚板や雲板を設置して頂き、清々しく厳かに臨むことが出来ました。

不思議なもので、式の間は雨が静かになり、神棚に鎮まった神さまの神威(しんい)がもたらされたようでした。

文月の予定

2021年7月1日 木曜日

雨の様子もあり、昨日から「夏詣」(なつもうで)の提灯や幟を境内に掲げています。

来月末日までの予定で、「夏詣御朱印」「お願い風鈴」水占い「水みくじ」「茅輪守」(ちのわまもり)をご用意していますが、いずれも数量限定となっています。

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さて、文月の予定です。

1日(木)月次祭、3日(土)北金目神社(平塚市北金目)大祓、南金目神社(平塚市南金目)大祓、4日(日)落幡神社(秦野市鶴巻南)大祓、5日(月)十二柱神社(伊勢原市伊勢原)大祓、10日(土)神明社(伊勢原市上平間)大祓、11日(日)真田神社(平塚市真田)例祭、八坂神社・水神社(平塚市千須谷・熊野神社境内社)例祭、13日(火)清水祭(伊勢原市下平間)、15日(木)月次祭、16日(金)中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会、17日(土)飯綱神社(伊勢原市日向)例祭、18日(日)八坂神社神輿御霊入れ(平塚市上吉沢・八剱神社境外社)、19日(月)日月神社(伊勢原市沼目)大祓、24日(土)総代奉仕、25日(日)御嶽神社(伊勢原市伊勢原)例祭、29日(木)神道政治連盟神奈川県本部代議員会