2019年9月 のアーカイブ

木々の表情

2019年9月11日 水曜日

一昨日の台風で直接的な被害はなかったものの、樹木の折れた枝処理等、午前中は総代さんのご奉仕に助けられました。

人手のみならず、チェーンソーやブロアー、運搬の作業用トラック等、持ち寄りの心に感謝するばかりです。

瞬(またた)く間に元の整然とした境内に戻り、市外から来訪の団体参拝者にも穏やかに過ごして頂けました。

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また、台風以前に予定されていた立ち枯れ(たちがれ)した樹木の伐木(ばつぼく)作業も高所作業車を用いて行われました。

枯損木(こそんぼく)の原因は、病原菌や酸性雨、乾燥、環境の変化、人為的な問題等、様々な要素が考えられますが、倒木の危険を考慮して判断を急ぐこともあります。

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台風後の掃除や片付けに追われましたが、こういう時間を利用して、木々の表情や状況を確認することも大切です。

終日片付け

2019年9月9日 月曜日

昨晩は関東地方を直撃した強い台風15号による記録的な暴風が吹き荒れ、都心では交通機関の著しい麻痺(まひ)が生じて、今朝の通勤・通学に大きな影響がもたらされました。

当地も夜中の暴風に悩まされましたが、お蔭様で神社施設や立木(たちき)に大禍(たいか)なく一安心です。

しかしながら、樹木の枝が折れ、境内は落葉に埋め尽くされ、真夏のような猛烈な暑さの中、終日片付けや掃き掃除に追われました。

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台風15号の接近

2019年9月8日 日曜日

強い台風15号が本州に接近する中、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)では例祭(れいさい)を執り行いました。

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台風を考慮して、早めの時間行程が組まれた様子でしたが、例祭式は滞(とどこお)ることなく、例年通りに厳粛(げんしゅく)に執り行うことができました。

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また、子供神輿(こどもみこし)の巡幸(じゅんこう)、太鼓を載せた囃子(はやし)車も雨に降られることなく、無事で何よりでした。

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直会(なおらい)の途中で雨が降り出しましたが、素早い対応で国旗や幟(のぼり)を収納し、神輿も納められました。

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秋の祭典準備

2019年9月7日 土曜日

秋の祭典準備を進めていますが、兼務社総代さんとの打ち合わせや相談も増えて来ました。

例年執り行っている新穀勤労感謝祭(しんこくきんろうかんしゃさい)も本年に限り、当社では大嘗祭当日奉祝祭(だいじょうさいとうじつほうしゅくさい)、兼務社では大嘗祭奉祝祭として順に斎行(さいこう)する予定です。

また、御大典(ごたいてん)にあたり、奉祝(ほうしゅく)の記念事業を計画する神社も出てきました。

令元9.13

「七五三まいり」の問い合わせも増えてきました。

mail hibita38@gmail.com

欅の診断

2019年9月3日 火曜日

10日以上も前になるでしょうか。

大きな物音に驚くと、欅(けやき)の太い枝が折れて公道に落ちていました。

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推定樹齢120~130年の欅ですが、数年前から幹の樹皮が剥(は)がれ、新芽が吹かず、葉の色も悪いこともあり、樹木医の先生に一度診断してもらうことになりました。

今回の調査報告の内容により、今後の対応を検討する予定です。

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神代の風儀をうつす

2019年9月2日 月曜日

第37回神社本庁神道教学研究大会が「大嘗祭と天皇の祭祀」という主題のもと、神社本庁において開催されました。

去る7月26日、皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)において、大嘗宮(だいじょうきゅう)の地鎮祭(じちんさい)が執り行われた様子を報道で御覧の方も多いと思います。

来る11月14日・15日には、「大嘗祭」(だいじょうさい)が執り行われます。

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講師の岡田荘司氏は、「大嘗祭は天武(てんむ)・持統(じとう)朝に成立したもので、壬申の乱(じんしんのらん)という国家を二分する争乱のあと、人心の安定と国家の安寧が祈られた」と述べられました。

また、同氏は即位礼(そくいれい:今回は令和元年10月22日)の儀式が「漢朝の礼儀」の影響を受けた形式であり、明治以降は和様(わよう)に改められたのに対し、大嘗祭は〝 神代の風儀をうつす 〟と、室町後期の公家(くげ)で、博学多才(はくがくたさい)で知られた一条兼良(いちじょうかねよし・かねら)の言葉を引きました。

大嘗宮には、悠紀殿(ゆきでん)、主基殿(すきでん)、廻立殿(かいりゅうでん)等の主要建造物が造営(ぞうえい)されますが、木材を剥(は)かない黒木造りの柱に、床は竹の簀の子(すのこ)に畳表(たたみおもて)を敷いた全く簡素(かんそ)な建築です。

5月13日に皇居内、宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)の神殿前で「斎田点定の儀」(さいでんてんていのぎ)が行われ、悠紀地方は栃木、主基地方は京都に決まり、両斎田では稲穂が黄金色に変わりつつある頃だと思われます。

心身を清めた清浄の中で、皇祖天照大御神(こうそあまてらすおおみかみ)と神々に、東日本と西日本の中から選ばれた斎田の新穀が供饌(きょうせん)され、国家国民の安寧と幸せが祈念されます。

神社本庁発行『御代替り』より

神社本庁発行『御代替り』より

即位後初めての新嘗祭(しんじょうさい・にいなめさい)にして、年毎の新嘗とは異なる〝 天皇御一代一度の大儀 〟であります。

当社でも「大嘗祭当日奉祝祭」(大祭)として、関係者参列のもと斎行(さいこう)する予定です。

今月の予定

2019年9月1日 日曜日

長月を迎えました。

今月の予定をお知らせします。

社頭掲示 長月

社頭掲示 長月

1日(日)月次祭、4日(水)総代奉仕、8日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)例祭、14日(土)第70回産土講祭、15日(日)月次祭、16日(月)一心泣き相撲比々多場所、23日(月)南金目神社(平塚市南金目)幟竿並びに国旗掲揚塔設置工事竣工式、地神社(秦野市鶴巻南)例祭

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一心泣き相撲比々多場所は今年10回目を数えます。

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