2018年3月6日 のアーカイブ

国民こぞってお祝い

2018年3月6日 火曜日

今日は二十四節気の一で、冬籠(ごも)りの虫が外に這(は)い出る「啓蟄」(けいちつ)。

冷たく感じる北風が吹き、寒さと暖かさの繰り返しに、服装に頭を悩ます時期ながら、季節は間違いなく進んでいます。

土手の河津桜や社務所前の梅も見頃を迎えています。

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3月は関係団体の諸行事が続きますが、一都七県神道政治連盟の会合が茨城県水戸市において開催され、禰宜が出席しました。

重要な案件がいくつかありましたが、何より御代替わりのことについて時間が割かれました。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立・公布されましたが、報道等において「退位」の語が使用されているものの、古くは律令(りつりょう)に規定されているように、「譲位」(じょうい)という語が公式かつ歴史的に用いられてきたこと、「皇位継承」という皇室・国家の重儀が尊厳性を大切に、皇室の伝統を踏まえ、旧登極令等の規定に準拠して執り行われるよう、先例等を考証しつつ、あらためて学ぶ機会を設けることの重要性を確認しました。

そして何より、国民こぞってお祝いすべきものとなるよう、機運を高めていくことが大切といえましょう。