‘出張祭典’ カテゴリーのアーカイブ

彼岸の出来事

2021年3月20日 土曜日

春の彼岸の中日となりました。

神道形式による葬儀のお宅で、個人墓地から霊園に墓所を改葬(かいそう)することが決まり、墓前における改葬奉告祭を執り行いました。

また、後見人となった弁護士事務所からは、行き場のなくなった代々の霊璽(れいじ)や御神札(おふだ)についての相談がありました。

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さて、お知らせが遅くなりましたが、一昨日(18日)、昨年より3日早く境内の桜(ソメイヨシノ)が開花しました。

現在、祭祀遺跡と拝殿向かって右側の桜が咲き始めています。

凡(およ)そ2か月半に及んだ新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言は、明日(21日)で解除となりますが、今年は静かな花見が良いでしょう。

火入式

2021年3月16日 火曜日

今日も気温が上がり、境内の桜も間もなく咲きそうな状況です。

平日なのでそれほど多くないものの、参拝者も心地よさそうな様子でした。

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さて、大安吉日にあたり、加工製造を営む工場において安全祈願祭をお仕えしました。

これまでも新型機械導入の際には、吉例で火入式を執り行ってこられましたが、本日も関係者一同が集い始動した機械に増産の期待がこめられていました。

浄火によるお焚き上げ

2021年3月13日 土曜日

昨夜から降り出した雨は今日になって時折強くなりました。

事前の雨予報により明日に順延した出張祭典もありましたが、幸い風がなかったことから、午前中の地鎮祭は予定通りに無事お仕えすることが出来ました。

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さて、今年の正月はコロナ禍の影響を鑑(かんが)み、密を避けるために焚上所(たきあげしょ)を境内に設けませんでした。

これにより、古札納所(ふるふだおさめしょ)には多くの御神札(おふだ)や御守(おまもり)、破魔矢(はまや)や熊手(くまで)等の縁起物(えんぎもの)、注連縄(しめなわ)飾り等が満杯となり、別の場所に納めて保管していました。

終日の雨により風や煙の影響もないことから、本日はこれらの守札類を浄火(じょうか)によりまとめてお焚き上げすることが出来ました。

ご質問やご相談

2021年2月28日 日曜日

如月(きさらぎ)の晦(つごもり)は日曜日の大安吉日。

早い時間から初宮参りや交通安全、厄除、身体健全などのご祈願が続きました。

また、出張祭典では神棚祭(宅神祭)や稲荷祭、地鎮祭をご奉仕しました。

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新たに神棚を奉斎(ほうさい)したり、お稲荷さんを新たな場所へお遷(うつ)しする場合、おまつりする神棚の大きさや種類、祭具はもとより、方位や向き等についてお尋ねがあります。

ご質問は随時承りますので、どうぞお気軽にお尋ね下さい。

TEL  0463-95-3237

e-mail   hibita38@gmail.com

2月の平日

2021年2月22日 月曜日

大安吉日の今日は、午前中に新車購入に伴う交通安全や厄除の祈願、出張祭儀では地鎮祭や企業の年頭安全祈願祭が重なりました。

また、社頭では大祭(4月22日)の提灯(ちょうちん)奉納や人形感謝祭の申込みがありました。

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今月は祝日(建国記念の日、天皇誕生日)と土曜・日曜日を除くと、平日が18日しかないことから、事務的な要件も計画的に熟(こな)していかなければなりません。

社務所前の梅が満開となり、季節も進んでいます。

出張祭典(外祭)について

2021年2月12日 金曜日

昨日は神棚祭をお仕えした他、診療所や一般住宅新築工事の地鎮祭、本日は新工場新築工事の地鎮祭や駐車場の造成工事に伴う邸内社の奉還祭(ほうかんさい)と、出張祭典(外祭)が続きました。

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本日も住宅の新築にあたり、電話で地鎮祭の申込みをお受けしました。

出張祭典は建物解体のお祓いや地鎮祭、上棟祭、竣功祭等の建築儀礼、新宅祭、宅神祭(神棚祭)、敷地内の邸内社を始め竈(かまど)、井戸、池の祭事、伐木祭、火入式や機械・重機・大型車両のお祓い等、年間を通して様々なお祓いを承っています。

お申し込みには、事のあらまし(内容)を伺い、日時の決定、氏名・住所・連絡先等の確認、準備品、参列人員等、祭儀の内容により詳細をお聞きします。

どうぞお気軽にご連絡下さい。

TEL  0463-95-3237

e-mail   hibita38@gmail.com

竣功祭奉仕

2021年2月10日 水曜日

昨年に比べれば参拝者数に大幅な減少が見られるものの、平日でも個人参拝が絶えることなく続いています。

御神札授与所では、御神矢や熊手、土鈴といった正月の授与品を求める方も多いことから、初詣の分散参拝が続いているようです。

竣功祭の設え

竣功祭の設え

昨年の5月に地鎮祭奉仕で伺った会社の営業所新築工事が無事終了し、本日は目出度くも竣功祭をお仕えすることになりました。

商品倉庫内の祭場で神事を執り行い、事務所のお祓いをしました。

関係者の喜ばしい笑顔に、更なる営業繁栄への意気込みも感じた次第です。

伐木祭

2021年2月5日 金曜日

本日は日柄(ひがら)も良く、地鎮祭や安全祈願祭等の出張祭典が重なり、神職3人で手分けしてお仕えしました。

兼務する神明神社(伊勢原市笠窪)では、境内の樹木が道路や土手に伸びて危険を伴うため、松(2本)と桜(3本)を伐採し、その他の樹木も枝打ちすることから、安全を期して伐木祭(ばつぼくさい)を執り行いました。

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境内の立木(たちき)は全て御神木(ごしんぼく)なので、木霊(こだま)を鎮めるため、関係者一同が米、酒、塩、水を手に取り、木の回りのお清めを行いました。

立春と初午

2021年2月3日 水曜日

一年は元日から始まりますが、旧暦では大晦日(おおみそか)にあたる「節分」に厄を祓い、二十四節気の今日「立春」(りっしゅん)が春の始まりです。

節分が1日早かっただけで、諸々の準備が気忙(きぜわ)しく感じたものですが、立春が1日早いというだけで、今度は月が1日長く感じるのも不思議なものです。

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さて、今日は2月最初の午(うま)の日にもあたり、初午(はつうま)です。

初午の日は、京都・伏見稲荷大社の鎮座の由来となった日であり、全国の稲荷社の祭礼日にあたります。

当社で兼務する稲荷神社(伊勢原市下平間)では、これに近い2月8日が年に一度の例祭日となっています。

本日は市内の企業へ、神職が分かれて出張祭典(外祭)に伺い、稲荷祭をお仕えしました。

古来厄災を防ぐ色として重要視された朱塗(しゅぬ)りの鳥居をくぐり、ご神前には御饌神酒(みけみき)に加え油揚げをお供えし、社内の安全と産業の発展を祈りました。

一喜一憂

2021年1月28日 木曜日

昨日は神葬祭(しんそうさい:神道による葬儀)のお宅で、十年祭、十五年祭に続く二十年祭のご奉仕がありました。

また、個人墓地の大がかりな改修工事が済んだことから、墓前において歴代の祖神(おやがみ・そしん=祖霊)に事の由(ことのよし)を奉告(ほうこく)するとともに、鎮魂の祈りと親族のご加護をお願い申し上げました。

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コロナ禍の影響により、今年の節分追儺祭(2月2日)は、恒例となっている賑やかな「豆まき宝まき」を自粛せざるを得なくなりましたが、関係者参列のもと、悪疫退散(あくえきたいさん)を含む除災招福(じょさいしょうふく)の神事を粛々(しゅくしゅく)と執り行う予定です。

朝昼晩に週間の天気予報を確認しつつ、一喜一憂する毎日です。

彼方此方(あちこち)で梅開花の便りが聞かれるようになりましたが、参集殿前の豊後梅(ぶんごうめ)は蕾(つぼみ)が固く、寒さを耐え忍んでいるかのように感じられます。