‘兼務社’ カテゴリーのアーカイブ

両部鳥居の寄進

2021年4月16日 金曜日

ご案内の通り、神社の入口には鳥居があり、神さまのおられるところと人の住むところの境界、聖と俗を分ける標(しるし)です。

当社の鳥居は、全国で最も広く用いられている明神(みょうじん)鳥居ですが、他にも神明(しんめい)鳥居や山王(さんのう)鳥居、鹿島鳥居など様々な形や特色があります。

両部鳥居

八剱神社 両部鳥居

本日、兼務する八釼神社(平塚市上吉沢)の鳥居が経年による劣化が見られることから、氏子篤志者(とくししゃ)の寄進で新たに建て替えることとなり、安全祈願祭を執り行いました。

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現在と同じ欅(けやき)づくりの両部(りょうぶ)鳥居で、権現(ごんげん)鳥居、四脚(よつあし)鳥居ともいわれるもので、広島の厳島(いつくしま)神社に見られます。

役員の役割

2021年4月11日 日曜日

今朝は早くから、真田神社(平塚市真田)の月次祭に始まり、神明神社(伊勢原市笠窪)、諏訪神社(伊勢原市日向)、日向神社(伊勢原市日向)において、例祭並びに感染症鎮静祈願祭をお仕えしました。

年度始めにつき、役員が全て交代した神社、1年ずつ繰り上がって任期を担うところ等、神社により人数や任期、選任方法も区々(まちまち)です。

また、責任役員・総代・世話人等、呼称は異なるものの、各地域の伝統に基づき、それぞれの役割が継承されるとともに、抱える課題と向き合いながら工夫が凝らされています。

何(いず)れにしても、それぞれの立場で宮司に協力し、神社の護持運営(ごじうんえい)を担い、伝統を守り、祭祀の厳修(さいしのげんしゅう)に努めて頂いています。

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神社の護持管理

2021年4月10日 土曜日

昨日は御嶽神社(伊勢原市池端)、本日は落幡神社(秦野市鶴巻南)において例祭式及び新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭をお仕えしました。

また、落幡神社では地区戦没者の慰霊祭を例年通りにお仕えして、戦後76年の慰霊顕彰(いれいけんしょう)を行いました。

両社とも感染症による影響を鑑み、太鼓や神輿等は見送る形となりましたが、役員さんのご理解のもと厳かに祭典を執行することが出来ました。

御嶽神社

御嶽神社

御嶽神社では社殿や神楽殿周辺の枝下ろしの計画があり、落幡神社では既に重機2台による大がかりな伐採が行われています。

施設はもとより樹木の護持管理は通年行うため、費用の工面等についても氏子地域の皆様に理解が得られるよう、役員さんと意見を交わしました。

落幡神社

落幡神社

兼務社の例祭

2021年4月4日 日曜日

今年も残念ながら、例祭(大祭:4月22日)における曳山(ひきやま)が既に中止となっていますが、三基の人形山車(にんぎょうだし)をあしらった例祭月の限定御朱印(初穂料500円)を授与しています。

石座神社

石座神社

昨日は石座神社(秦野市鶴巻)と神明社(伊勢原市白根)、今日は十二柱神社(伊勢原市伊勢原)、雷電神社(伊勢原市串橋)、八坂神社(平塚市入野)、熊野神社(平塚市千須谷)において例祭式をお仕えしました。

白根 神明社

白根 神明社

コロナ禍における2年目の大祭とあって、各社とも感染症拡大防止に配慮しつつ、伝統を守り伝えるため、工夫を凝らして太鼓奉納を行う地域もあります。

雷電神社

雷電神社

ご祈願の予約

2021年3月27日 土曜日

今日も兼務社の役員さんが提出書類を持ってお越しになりました。

今年は役員変更の神社が多くありますが、地域の伝統が人により引き継がれ、新たな年度が始まります。

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さて、本日は安産祈願の吉日で「戌の日」でした。

朝から予約を中心に安産祈願が続きました。

感染対策を意識した〝 新しい生活様式 〟の中にあって、神社における儀礼は家族の絆を深める大切なものです。

明日は生憎(あいにく)雨の予報が出ていますが、日曜日の大安吉日、初宮参りを中心にご祈願の予約を承っています。

TEL  0463-95-3237

e-mail   hibita38@gmail.com

諸々御礼の言葉

2021年3月7日 日曜日

昨日は春本番の暖かさでしたが、今日は一気に気温が下がり、10度近い寒暖差に身体が参りそうです。

さて、午前中は真田神社(平塚市真田)と八剣神社(平塚市上吉沢)、午後は日月神社(伊勢原市沼目)で祈年祭を執り行いました。

一ヶ月余り続いた兼務社の祈年祭も、例年通りに15社全てお仕えすることが出来ました。

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来月は本務社を含めて15社で例祭(大祭)を控えています。

年度替わりで役員が交代する神社も多く、諸々御礼の言葉を述べて神社を後にしました。

防犯・防火対策

2021年2月27日 土曜日

今日は強風が吹き荒れ、境内は杉葉が散乱する状態となり、花粉の飛散も多かったと思われます。

そのような中、午前中は御嶽神社(伊勢原市池端)、午後は南金目神社(平塚市南金目)で兼務社の祈年祭をお仕えしました。

残り3社は3月に予定されています。

御嶽神社

御嶽神社

栃木県足利市の両崖山(りょうがいざん)では、火災の延焼が続き、山中に鎮座する御嶽(おんたけ)神社が山火事により全焼する被害が出たということです。

御嶽(みたけ)神社では、不審火(ふしんび)はもとより、火の不始末等について、防犯・防火対策、保険内容についての話題が広がりました。

大御代の長久

2021年2月23日 火曜日

今日は第126代の天皇として即位された今上陛下の御誕生日です。

全国の主なる神社では、天皇のお健やかなることを祝福し、大御代(おおみよ=天皇の治世)の長久(ちょうきゅう)と皇室の弥栄(いやさか)を祈念する「天長祭」(てんちょうさい)を中祭(ちゅうさい)として執り行っています。

八坂神社

八坂神社

当社では恒例祭としては行っていませんが、朝夕の日供祭(にっくさい)において、皇室の御安泰と弥栄を祈念しています。

さて、今日も兼務する八坂神社(平塚市入野)と神明社(伊勢原市上平間)において祈年祭(きねんさい)を斎行(さいこう)しました。

申すまでもなく、祈年祭の祝詞(のりと)においても、「・・・天皇(すめらみこと)の大御代(おほみよ)を手長(たなが)の御代(みよ)の厳御代(いかしみよ)と堅磐(かきは)に常磐(ときは)に斎(いは)ひ奉(まつ)り幸(さきは)へ奉(まつ)り給(たま)ひ・・・」と言霊(ことだま)に祈りを寄せています。

各社の大祭準備

2021年2月21日 日曜日

午前中は北金目神社(平塚市北金目)、午後は落幡神社(秦野市鶴巻南)において祈年祭を執り行いました。

今日も祭典の最中、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態制限発出に伴う不要不急の外出自粛、感染症予防の徹底についての市内放送が流れました。

もちろんのこと、両社とも大幅な人数制限のもと、三密を避けた上で、安全を期して祭儀を厳粛に執行しました。

北金目神社

北金目神社

不都合や不便が続く中ですが、4月の大祭について、各社の環境や規模に応じた形で、創意工夫のもとで、何より皆さんの合意のもとで準備が進められていることはありがたいことです。

記念樹の生長

2021年2月20日 土曜日

今週末も兼務社の祈年祭(としごいのまつり・きねんさい)が続きます。

午前中は石座神社(秦野市鶴巻)、午後は十二柱神社(伊勢原市伊勢原)でご奉仕しました。

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2月23日(火)は天皇陛下の御誕生日をお祝い申し上げる国民の祝日ですが、昨年の祈年祭の折に各社で御大典記念の植樹式を行っています。

石座神社の記念樹(榊)もすくすくと元気に生長している様子を確認できました。

祭典後に責任役員会議開催のため、自治会館へ場所を移し、新年度の計画や予算、4月の大祭等について協議しました。