‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

神輿の感染症対策

2021年4月18日 日曜日

本来であれば境内で幟(のぼり)立てが行われ、祭りの雰囲気が盛り上がる頃ですが、今年も残念ながら見送りとなっています。

今日は元宮や神社周辺の土手、化粧塚(けしょうづか)等の草刈り、道路へ出た樹木の枝処理、供奉行列(ぐぶぎょうれつ)に用いる警固(けいご)用の杖(つえ)づくり、相生(あいおい)の欅(けやき)の注連縄(しめなわ)張り等、午前中は総代による奉仕作業が進められました。

杖づくり

杖づくり

午後には三和会、栗原祭保存会、神戸青年会による感染症対策を念頭にした神輿担ぎの入念な打ち合わせが行われました。

今年は宮神輿(みやみこし)の出御(しゅつぎょ)はありませんが、相模國府祭(さがみこうのまち:5月5日)で担(かつ)がれる白木神輿(しらきみこし)による渡御(とぎょ)が行われます。

通常は担ぎ棒(かつぎぼう)の内側に外側の肩を入れて内側で密着して担いでいますが、2点棒の外側に内側の肩を入れ、身体的距離を保つとともに、人数を16名程度から8名に減らすことになりました。

また、当社神輿の特徴でもある台輪(だいわ)に両肩を入れて担がないため、上下の神輿振りも控える形となります。

更には、「イヤートーサーセッ」(弥遠に栄え給え)の掛け声を担ぎ手は控えて、距離を取った周りの人たちが掛けることで飛沫防止に努めることが確認されました。

青年会の打ち合わせ

青年会の打ち合わせ

粛々と

2021年4月15日 木曜日

卯月も折り返しの15日を迎え、月次祭を執り行うとともに、新型コロナウイルス感染症の鎮静を祈願しました。

政府は特別措置法に基づく蔓延防止等重点措置を埼玉、神奈川、千葉、愛知各県に適用する方針を打ち出しています。

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いよいよ大祭の一週間前となりました。

例年は赤い幟を神社周辺に立てていますが、本年は「国土安泰・疫病退散」を記した白い幟を掲げました。

今晩の責任役員・総代会議では、あらためて感染症対策に細心の注意を払うとともに、協議した内容に沿ってお祭りを厳粛に執り行うためのご協力をお願い致しました。

事前の細かな打ち合わせと作業内容の確認を行い、粛々と準備を進めていきます。

太鼓の練習

2021年4月12日 月曜日

氏子の各地域には三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会(栗原)、神戸青年会が存在し、祭礼では神輿(みこし)を担いだり、太鼓を叩(たた)き、地域の伝統である神賑(しんしん)行事を守り伝えています。

昨日は栗原と神戸で太鼓の練習が行われました。

栗原祭保存会による太鼓の練習

栗原祭保存会による太鼓の練習

残念ながら、昨年一年間は太鼓を叩く機会がありませんでしたが、各自が感染症対策を講じながら、祭礼に向けた準備が始まっています。

太鼓の調子が整い、気持ちがつながっていることを感じた次第です。

神社の護持管理

2021年4月10日 土曜日

昨日は御嶽神社(伊勢原市池端)、本日は落幡神社(秦野市鶴巻南)において例祭式及び新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭をお仕えしました。

また、落幡神社では地区戦没者の慰霊祭を例年通りにお仕えして、戦後76年の慰霊顕彰(いれいけんしょう)を行いました。

両社とも感染症による影響を鑑み、太鼓や神輿等は見送る形となりましたが、役員さんのご理解のもと厳かに祭典を執行することが出来ました。

御嶽神社

御嶽神社

御嶽神社では社殿や神楽殿周辺の枝下ろしの計画があり、落幡神社では既に重機2台による大がかりな伐採が行われています。

施設はもとより樹木の護持管理は通年行うため、費用の工面等についても氏子地域の皆様に理解が得られるよう、役員さんと意見を交わしました。

落幡神社

落幡神社

相模國府祭宮司会

2021年3月23日 火曜日

本日は相模國府祭(さがみこうのまち:県指定無形民俗文化財)の類社(るいしゃ)宮司会が総社・六所神社で開催され、一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、四之宮・前鳥神社、一国一社・平塚八幡宮とともに出席しました。

既に、本年も神輿渡御(みこしとぎょ)の中止が決定していますが、その他の神事内容について協議を行いました。

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案内状の発送

2021年3月21日 日曜日

いよいよ年に一度の例祭(大祭:4月22日)を1ヶ月後に控え、関係する皆様に案内状の発送作業を行いました。

当社の春まつりは三宮祭(さんのみやさい)ともいわれ、国土創造の神さまを称(たた)え、五穀豊穣・国土安泰を祈る伝統の祭礼です。

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新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が、2か月半ぶりに解除となりますが、リバウンドの兆しも見られ、予断を許さない状況に変わりはありません。

今後も引き続き感染症対策を施しながら、祭祀(さいし)の厳修(げんしゅう)を図っていく予定です。

氏子崇敬者の皆様には、マスク着用の上で穏やかにお参り下さい。

彼岸の出来事

2021年3月20日 土曜日

春の彼岸の中日となりました。

神道形式による葬儀のお宅で、個人墓地から霊園に墓所を改葬(かいそう)することが決まり、墓前における改葬奉告祭を執り行いました。

また、後見人となった弁護士事務所からは、行き場のなくなった代々の霊璽(れいじ)や御神札(おふだ)についての相談がありました。

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さて、お知らせが遅くなりましたが、一昨日(18日)、昨年より3日早く境内の桜(ソメイヨシノ)が開花しました。

現在、祭祀遺跡と拝殿向かって右側の桜が咲き始めています。

凡(およ)そ2か月半に及んだ新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言は、明日(21日)で解除となりますが、今年は静かな花見が良いでしょう。

大祭に向けて

2021年3月15日 月曜日

お蔭さまで、4月22日(木)に執り行う年に一度の「例祭」(大祭)を前にして、氏子・崇敬者の方々による提灯(ちょうちん)献灯(けんとう)の申込みが続いています。

年度が改まり、新総代のもとで4月2日に提灯掛けの作業が行われる予定です。

さて、本日は責任役員会議を開き、本年度の事業を振り返り、次年度の計画を諮(はか)るとともに、決算書の作成並びに予算の編成を行いました。

IMG_50350大祭内容につきましては、4月1日の大祭会議において協議しますが、コロナ禍にあって中止や縮小せざるを得ないこともあり、何より地域の皆様のご理解とご協力のもとで進めていく予定です。

例祭では五穀豊穣と国土安泰の変わらぬ祈りを捧げますが、尚以て悪疫退散と地域の安寧を願うことが重要であり、氏子崇敬者の皆様も密を避けながら心静かにお参り下さい。

浄火によるお焚き上げ

2021年3月13日 土曜日

昨夜から降り出した雨は今日になって時折強くなりました。

事前の雨予報により明日に順延した出張祭典もありましたが、幸い風がなかったことから、午前中の地鎮祭は予定通りに無事お仕えすることが出来ました。

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さて、今年の正月はコロナ禍の影響を鑑(かんが)み、密を避けるために焚上所(たきあげしょ)を境内に設けませんでした。

これにより、古札納所(ふるふだおさめしょ)には多くの御神札(おふだ)や御守(おまもり)、破魔矢(はまや)や熊手(くまで)等の縁起物(えんぎもの)、注連縄(しめなわ)飾り等が満杯となり、別の場所に納めて保管していました。

終日の雨により風や煙の影響もないことから、本日はこれらの守札類を浄火(じょうか)によりまとめてお焚き上げすることが出来ました。

東日本大震災発生から10年

2021年3月11日 木曜日

未曾有の東日本大震災発生から今日で10年、全国津々浦々の神社で復興祈願祭が執り行われるとともに、被災により尊き生命を失った人たちの慰霊行事が行われました。

当社では1日の月次祭に併せて、東日本大震災復興祈願祭を執り行いましたが、本日も御神前に変わらぬ祈りを上げました。

また発生時刻に合わせ、東北方面を遙かに拝み、鎮魂の黙祷を捧げました。

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境内に佇(たたず)み、自然への感謝と畏怖(いふ)の念をあらためて感じた次第です。

震災発生により始めたSNS(フェイスブックツイッター)も今年で10年となります。