‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

斂葬の儀

2016年11月4日 金曜日

大正天皇の第4皇男子で、昭和天皇の末の弟宮、天皇陛下の叔父にあたる三笠宮崇仁親王殿下(みかさのみやたかひと しんのうでんか)には、平成28年10月27日午前8時34分、聖路加国際病院において薨去(こうきょ)遊ばされました。

百歳の上寿(じょうじゅ)を迎えられ、幾久しくお健やかにとの国民の願いも空しく哀悼の念に堪(た)えない次第です。

本日午前10時、豊島岡墓地(東京都文京区)で営まれた斂葬(れんそう)の儀に合わせ、当社でも宮司以下職員一同黙祷を捧げるとともに拝礼しました。

三笠宮崇仁親王殿下の御霊の御平安を謹んでお祈り申し上げます。

神宮大麻の調整

2016年10月24日 月曜日

昨日は神社下の御神田で、はさがけされた稲の脱穀(稲こぎ)作業が行われました。

今後、県内各社の新嘗祭(にいなめさい:11月23日)に間に合うように、神奈川県神道青年会により準備が進められます。

また、古代米の藁(わら:)は年末に神社の御神木と鳥居の注連縄(しめなわ)づくりに用いられる他、例祭(4月22日)・国府祭(5月5日)の粽(ちまき)行事の俵(たわら)として用いられます。

IMG_3046

さて、相模中連合支部(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市)宮司会が21日に開催され、神宮大麻(じんぐうたいま)の頒布数(はんぷすう)に応じた調整が行われました。

神棚に奉斎(ほうさい)する神宮大麻は、伊勢の神宮において様々な祭典を経て1体ずつ丁寧に奉製(ほうせい)され、全国の神社を通して各家庭に頒布されています。

0120

また、年内最後の会合とあって、新年会の日程などについても話し合いが行われました。

年末年始は神職にとって引き締まる季節です。

神宮大麻に関する広報物

神宮大麻に関する広報物

恐れのなかに恐るべかりける

2016年10月21日 金曜日

昨日の汗ばむ陽気とは異なり、今日は過ごしやすい天候の中、一般住宅や老人ホームの新築工事にあたり、地鎮祭(じちんさい)のご奉仕がありました。

地鎮祭では土地の守護神を祀(まつ)って神慮(しんりょ)を和(なご)め、土地の平安堅固(へいあんけんこ)、工事の安全無事を祈るとともに、「風吹き荒び氷雨降りしきるとも地震雷の災いなく・・・、」と自然災害が及ばぬことを祈ります。

IMG_3012

祝詞(のりと)では「地震」を「なゐ」と読みます。「な」は土地の意で、「ゐ」は居のことで、原義は大地のようです。

『徒然草(つれづれぐさ)』『枕草子(まくらのそうし)』と合わせ三大随筆に数えられる鴨長明(かものちょうめい)の『方丈記(ほうじょうき)』には、天変地異に関する記述がいくつかありますが、元暦大地震(1185年)について「恐れのなかに恐るべかりけるはただ地震(なゐ)なりけり」(恐ろしいことの中で恐るべきものはただ地震である)とあります。

本日の午後2時7分頃、鳥取県中部を震源とする震度6弱、規模(マグニチュード)は6.6と推定される地震が発生しました。

熊本地震(4月14日)の恐ろしい記憶が薄れぬ中、今後の安全無事を祈るばかりです。

平塚八幡さんの例祭

2016年8月16日 火曜日

本日お参りの方の御朱印帳には、前頁に靖國神社の御朱印がありました。記帳後、そのことをお尋ねすると「8月15日にお参りしてみたかったので」「30分並びましたが良かったです」とその女性はお答えになりました。

一言だけの会話でしたが、とても意義深い参拝であったことを窺(うかが)い知ることが出来ました。

神幸祭 15日

神幸祭 15日

さて、昨日は相模國府祭の類社(るいしゃ)であり、同じ神奈川県神社庁・相模中(さがみなか)連合支部(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市鎮座の184社)に所属する平塚八幡宮の例祭でした。

毎年のことながら、禰宜(ねぎ)が助勤(じょきん)奉仕に伺い、今年は責任役員と権禰宜(ごんねぎ)が例祭式に参列しました。

IMG_1965

台風の接近が心配されましたが、例祭式・浜降祭・神幸祭など、雨もなく諸行事が無事に執り行われました。

盆の祖霊祭

2016年8月14日 日曜日

今朝は兼務する真田神社(平塚市真田)の月次祭(つきなみさい)奉仕がありました。

同じく兼務する北金目神社(平塚市北金目)同様、氏子区域には東海大学湘南校舎がまたがって位置していますが、リオ五輪には7名の出身者が出場し、金メダル3個(柔道:ベイカー茉秋選手・田知本遥選手、競泳:金藤理絵選手)・銅メダル2個(柔道:高藤直寿選手・羽賀龍之介選手)という素晴らしい結果に、終始話題が尽きませんでした。

また、オリンピック選手団・山下泰裕副団長や柔道男子・井上康生監督も含め、近隣で見られる選手たちの横顔など、地域ならではの話で盛り上がりました。

NCM_0013

さて、今日はお盆の祖霊祭(それいさい)で神葬祭(しんそうさい)の家々を回り、祭詞(さいし)を奏上(そうじょう)しました。

新盆のお宅では白い提灯(ちょうちん)が掲げられていましたが、御霊(みたま)も迷うことなく家にたどり着くことができたと思われます。

旬の野菜や果物、新鮮な魚、甘い品々、故人の好物や嗜好品などがお供えされ、綺麗な花が飾られて、ご先祖さまも盆休みで集まった親戚の様子をしっかりと見守ってくださったことでしょう。

玉襷(たまだすき)かけて祈らな世々の祖(おや)祖の御祖(みおや)の神の幸(ちは)ひを 平田篤胤

インターンシップ

2016年8月4日 木曜日

市外の県立高校からインターンシップの受け入れ依頼があり、夏期休業期間を利用して昨日から女子生徒が神社に来ています。

中学校の職場体験学習は毎年受け入れていますが、高校生は今年が初めてとなります。

IMG_1760

初日は正式参拝をして、その後様々な作法や心得の説明、ご祈祷の対応や授与品の準備など、慣れない作業ながら一生懸命に取り組んでいる様子が印象的でした。

また、本日は清掃奉仕から始まり、神さまにお供えする神饌(しんせん)の買い出し、ご祈祷の撤下品(てっかひん)準備、御神札授与所(おふだじゅよしょ)の応対などを経験してもらいました。

職種や職場によって勤労に対する考え方に違いがあると思いますが、社会に出る前の貴重な機会になったと思われます。

若い人たちはコミュニケーション能力が不足しているともいわれますが、将来を見据えて真面目に従事する姿勢に、希望と期待が膨らみました。

支部理事会

2016年8月2日 火曜日

神奈川県神社庁相模中連合支部の理事会が開催されました。

管内(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市)に鎮座する神社は184社で、現在68名の神職が所属しています。

tyo

定例総会(22日)に向けて、事業報告・決算報告、事業計画・予算などの審議がなされた他、秋に開催予定の研修会について話し合われました。

また、敬神功労章や神社本庁規定表彰の内申、負担金の納入依頼、庁舎建設基金の募財状況の報告がありました。

その他、神道政治連盟から参議院選挙の結果報告や県本部結成45周年記念大会(10月7日)についてのお知らせがありました。

スポーツにおける精神性

2016年7月28日 木曜日

関東甲信地方もようやく梅雨明けとなり、夏本番の暑さに向かいます。

さて、熱戦が繰り広げられる「第98回全国高等学校野球選手権」では、地方の頂点を極めた学校が次々と甲子園行きの切符を手にしています。

球児たちの流す爽やかな汗と涙は大きな感動をもたらしてくれますが、熾烈(しれつ)な闘いの神奈川大会でも準決勝出場の4校が決定しました。

jyudou

また、「第31回オリンピック競技大会」(リオデジャネイロオリンピック2016)がいよいよ来週に迫りました。

4年に1度の五輪は劇的な感動を生み出しますが、東京五輪を控えて話題性も高く、日本人選手の活躍が大いに期待されるところです。

運動競技における正々堂々たる振る舞い、公明正大な行為は「フェアプレー」と称され、そのような態度や心構えが「スポーツマンシップ」というスポーツの高潔さを保っています。

特に、アマチュアスポーツではその評価が勝ち負けではなく、それまでの鍛錬や努力が重要であり、〝 全力で戦う 〟姿勢に人々は魅了されるものです。

忠誠・勇気・敬神・礼節・名誉・寛容などの徳を理想とする西洋の騎士道と同じように、忠誠・犠牲・廉恥(れんち)・礼儀・潔白・名誉などを重んじた武士道は、日本人の精神性の高さを物語り、今なお高い評価を受けています。

今夏行われる大小様々な競技大会を通して、その価値をあらためて見出し、東京オリンピックにつなげて欲しいと願う次第です。

夏の祭儀も厳修

2016年7月24日 日曜日

昨夕は比々多地区内でも坪ノ内やベルフラワーズ大住台で納涼祭が開催されました。

今週末、来週と納涼祭(盆踊り大会)が続きます。

045

さて、今日は夏らしい日差しのもと、片町の御嶽神社(伊勢原市伊勢原)で例祭を迎えました。

神輿や囃子(はやし)太鼓も賑やかに、年に一度の大祭を楽しむ一日となるでしょう。

また、日月神社(伊勢原市沼目)では大祓を執り行い、今日で兼務社の夏の祭儀も総て厳修しました。

kekkon2

昨日は神前結婚式の申し込みがあり、今日は神社の下見と相談がありました。

暑い夏を過ぎれば秋の祭儀となり、七五三参りの準備も徐々に進める今日この頃です。

蝉の鳴き声

2016年7月19日 火曜日

昨日は海の日、九州から東海まで一斉に梅雨明けとなりましたが、当地は少し先のようです。

境内では桜の木を中心に「チー(ジー)」と低く鳴くニイニイゼミが増え始め、丁寧に見て回ると、木の根元に土を被(かぶ)った小さな抜け殻を目にします。

空蝉(うつせみ)のからは木ごとにとどむれどたまのゆくへを見ぬぞかなしき 『古今和歌集』 よみ人知らず

また、夕暮れには、「カナカナ」と涼しげに鳴く蜩(ヒグラシ)の初鳴きを耳にしました。

鳴く蝉の声もすずしき夕暮に秋をかけたる杜(もり)の下露(したつゆ) 『新古今和歌集』 二条院讃岐

ほおづき

例年ですと次は「シャーシャー」の大きな熊蝉(くまぜみ)、そして囂(かしま)しい強い声「ジージー」の油蝉(アブラゼミ)、高い声のミンミン蝉の出番があり、和歌や俳諧(はいかい)では秋となる寒蝉(かんせん・かんぜみ)のツクツクボウシに至るまで、鳴き騒ぐ賑やかな季節の到来です。

撞鐘(つきがね)も響くやうなり蝉の声 芭蕉