‘境内’ カテゴリーのアーカイブ

催花雨

2021年3月22日 月曜日

昨日は雨に加えて風も強まり、一時は境内も川のように水が流れました。

今朝は通常よりも念入りに清掃を行い、いつもの落ち着いた境内に戻りました。

しだれ桜

垂れ桜

春に早く咲けと花をせきたてるように降る雨を催花雨(さいかう)というそうですが、福岡では桜が満開を迎えたようです。

当社では、駐車場の桜がようやく咲き始め、垂れ桜もまもなく開きそうな状況です。

彼岸の出来事

2021年3月20日 土曜日

春の彼岸の中日となりました。

神道形式による葬儀のお宅で、個人墓地から霊園に墓所を改葬(かいそう)することが決まり、墓前における改葬奉告祭を執り行いました。

また、後見人となった弁護士事務所からは、行き場のなくなった代々の霊璽(れいじ)や御神札(おふだ)についての相談がありました。

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さて、お知らせが遅くなりましたが、一昨日(18日)、昨年より3日早く境内の桜(ソメイヨシノ)が開花しました。

現在、祭祀遺跡と拝殿向かって右側の桜が咲き始めています。

凡(およ)そ2か月半に及んだ新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言は、明日(21日)で解除となりますが、今年は静かな花見が良いでしょう。

火入式

2021年3月16日 火曜日

今日も気温が上がり、境内の桜も間もなく咲きそうな状況です。

平日なのでそれほど多くないものの、参拝者も心地よさそうな様子でした。

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さて、大安吉日にあたり、加工製造を営む工場において安全祈願祭をお仕えしました。

これまでも新型機械導入の際には、吉例で火入式を執り行ってこられましたが、本日も関係者一同が集い始動した機械に増産の期待がこめられていました。

桜の蕾

2021年3月14日 日曜日

昨日の雨が嘘のように上がり、青空が広がる好天となりました。

東京では昨年と並び、統計開始以来最速での桜の開花となったようです。

当社でも桜の蕾(つぼみ)が大きく膨(ふく)らみ、近いうちに開花を迎えそうです。

境内の桜

境内の桜

暖かな春の陽気に誘われ、日曜日の今日は多くのお参りがありました。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言再延長の最中につき、未だ昇殿参拝は人数制限を設けています。

また、御朱印につきましても当社で新たに御朱印帳を受けられた方以外は、書置きの和紙を授与しています。

心地よい気候ですが、参拝の折には引き続きマスクの着用をお願い致します。

明日は雛祭り

2021年3月2日 火曜日

昨日の強風にも増して、嵐のような風が吹きましたが、その後の雨は乾燥した空気を湿らせてくれました。

明日は上巳(じょうし)の節句(桃の節句)で雛(ひな)祭りです。

女の子のいる家庭では雛人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花などを供えます。

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雛祭りが過ぎると、片付けた雛人形を納める人も多く、問い合わせの電話が増えてきます。

「人形感謝祭」は3月17日(水)に執り行いますので、前日までにご持参下さい。

お受け出来るのは人形(ぬいぐるみ不可)本体のみとなりますので、飾りやケース等は各自で処分をお願い致します。

防犯・防火対策

2021年2月27日 土曜日

今日は強風が吹き荒れ、境内は杉葉が散乱する状態となり、花粉の飛散も多かったと思われます。

そのような中、午前中は御嶽神社(伊勢原市池端)、午後は南金目神社(平塚市南金目)で兼務社の祈年祭をお仕えしました。

残り3社は3月に予定されています。

御嶽神社

御嶽神社

栃木県足利市の両崖山(りょうがいざん)では、火災の延焼が続き、山中に鎮座する御嶽(おんたけ)神社が山火事により全焼する被害が出たということです。

御嶽(みたけ)神社では、不審火(ふしんび)はもとより、火の不始末等について、防犯・防火対策、保険内容についての話題が広がりました。

2月の平日

2021年2月22日 月曜日

大安吉日の今日は、午前中に新車購入に伴う交通安全や厄除の祈願、出張祭儀では地鎮祭や企業の年頭安全祈願祭が重なりました。

また、社頭では大祭(4月22日)の提灯(ちょうちん)奉納や人形感謝祭の申込みがありました。

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今月は祝日(建国記念の日、天皇誕生日)と土曜・日曜日を除くと、平日が18日しかないことから、事務的な要件も計画的に熟(こな)していかなければなりません。

社務所前の梅が満開となり、季節も進んでいます。

マスクの下の笑顔

2021年2月19日 金曜日

今日も風の冷たい境内でしたが、午前9時過ぎに市内小学校の児童が社会科の授業で、バス2台に乗ってやって来ました。

楽しい校外授業のため、予防対策の色鮮やかなマスクの下は、笑顔に溢れているようでした。

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神社の広さや木々の樹齢、建物や鳥居、狛犬、周辺の古墳などについて、30分ほど説明をしました。

その後は、境内を自由に見学してもらいました。

欅(けやき)の宿木(やどりぎ)に、ちょうど緋連雀(ヒレンジャク)が飛来していて、みんなで下から観察しました。

川津桜が見頃

2021年2月18日 木曜日

昨日の祈年祭後に、責任役員・総代にて打ち合わせを行い、年度末から新年度の日程を調整しました。

4月22日の例祭、5月5日の相模国府祭に向けて、徐々に支度が始まります。

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早春の寒さが身に堪えますが、今日は二十四節気の雨水となりました。

土手や駐車場の川津桜が見頃を迎えています。

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袍の色目

2021年2月16日 火曜日

社務所前の豊後梅がようやく花開きました。

控えめな淡紅色(たんこうしょく)の色合いが、春浅い季節にぴったりです。

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さて、古く紅色(赤)は「禁色」(きんじき)といって、殿上人(てんじょうびと)以下の諸臣(しょしん)が用いることが禁ぜられ、「聴色」(ゆるしいろ=許色)として淡い色を着用しました。

位階(いかい)により、袍(ほう)の色目には規定があり、現在でも黄櫨染(こうろぜん)の御袍(ごほう)は天皇陛下が晴(はれ)の束帯(そくたい)に着用する黄褐色(おうかっしょく)の袍です。

明日は神社祭祀規定により、大祭に分類される「祈年祭」(きねんさい)です。

宮司は祭祀服装に関する規定により、正装(せいそう)し、赤色の袍を着装して祭儀に臨みます。