‘地域行事’ カテゴリーのアーカイブ

今日の祭事

2019年10月6日 日曜日

今朝は神社下の御神田(ごしんでん)において、神奈川県神道青年会による稲作体験「稲刈り」が行われました。

神社で参拝後、青年神職による抜穗祭(ぬきほさい)が執り行われ、県内外から参加の子供たちも楽しそうに収穫の喜びを味わいました。

収穫された稲穂は県内各地の神社に届けられ、大嘗祭奉祝祭(だいじょうさいほうしゅくさい)等で神前に供えられます。

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また、兼務社の五霊神社(伊勢原市上粕屋)や八剱神社(平塚市上吉沢)では、秋の大祭奉仕がありました。

八剱神社は高台に位置することから風光明媚(ふうこうめいび)で、平塚八景の霧降りの滝・松巌寺へと続くハイキングコースとなっていますが、強風の影響で幟(のぼり)が割(さ)けてしまいました。

境内は綺麗に清掃・整備されていましたが、先の台風15号による暴風で、木の枝や落葉の処理作業にかなりの労力を費やしたようです。

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夕方には、「伊勢原観光道灌まつり」における神輿のお祓いに出向きました。

明かりの点(とも)った万灯神輿(まんどうみこし)には、「奉祝 天皇陛下御即位」「聖寿無窮(せいじゅむきゅう)国民安穏(こくみんあんのん)」のペナントが掛けられ、賑々(にぎにぎ)しく渡御(とぎょ)が行われました。

南からの強い風

2019年9月24日 火曜日

昨日は正午前後に、暴風のような南からの強い風が吹き荒れ、拝殿の扉も一旦閉じる程でした。

今朝は掃き掃除で、職員一同が追われました。

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そのような強風の中、〝鶴巻の大欅(おおけやき)〟として地元の象徴ともいえる地神社(じじんじゃ:秦野市鶴巻南)の例祭式を執り行いました。

先日の台風15号による影響が心配されましたが、無事で被害はなく、小枝や落葉も綺麗にまとめて整理されていました。

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鶴巻地区では、吾妻山(あづまやま:標高約125㍍)にお祀(まつ)りされている吾妻神社の例祭を来月執り行う予定です。

感謝の季節

2019年9月14日 土曜日

今月二度ある三連休の始まりですが、土曜日の大安にあたり、初宮や七五三詣り・交通安全の祈祷者や御朱印巡りで、お昼近くは社頭が賑わいました。

少子化で減少傾向にあるものの、今年も七五三の家族連れで賑わう季節がやって来ます。

また、地鎮祭も早い時間から承りましたが、今日は涼しい気候の中でお仕えすることが出来ました。

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さて、午後3時に「第70回産土講祭」(三ノ宮・木津根橋)を執り行いました。

今年は30名以上の参列が得られ、役員を担う生産組合長の段取りのもと、祭事と直会(なおらい)が恙無く進められました。

御神前には、神社で用意した御饌御酒(みけみき)とは別に、生産者の真心として、奉献酒(ほうけんしゅ)、鯛(たい)、里芋(さといも)、薩摩芋(さつまいも)、生姜(しょうが)、牛蒡(ごぼう)、梨(なし)、葡萄(ぶどう)等が献備品(けんびひん)として供えられました。

直会の冒頭、生産組合長、農地利用最適化推進委員、農協理事、自治会長、神社総代等が、それぞれの立場で挨拶を述べられました。

地域では稲刈りが近づいていますが、〝悪しき風、荒き水、虫の災、獣の禍〟等の禍事(まがごと)に遭う事なく、感謝の季節が齎(もたら)されるよう願います。

雨降り盆

2019年8月14日 水曜日

当地では、昨夕は月遅れ盆の「迎え火」で、近隣のお宅でも火を焚(た)いてご先祖さまをお迎えしていました。

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一両日の雨で多少の潤いがあり、農家の方にとりましては、喜雨(きう)あるいは恵雨(けいう)、慈雨(じう)であり、雨降り盆といったところです。

当社職員も束の間のお盆休みですが、大型の台風10号の接近・上陸により、各地でUターンに大きな影響が生じているようです。

大きな被害とならぬ事を願いつつ、台風の情報に注意を払いたいと思います。

神籬の祭祀

2019年8月4日 日曜日

昨晩は当社駐車場で納涼祭(三ノ宮自治会主催)が開かれ、多くの人たちが夏の夜を満喫する楽しい一時を過ごしていました。

また、比々多地区内の栗原(保國寺)や神戸(木下神社)、串橋(雷電神社)、笠窪・もえぎ台(神明神社)、善波(善波児童館)でも同様に納涼盆踊り大会が開催されています。

matsuri014昨日に比べると幾らか気温が下がったようですが、厳しい暑さに変わりはありません。

それでも彼方此方(あちこち)から御朱印巡りの多い一日でした。

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今日は出張結婚式や祖霊祭(それいさい)等の御奉仕がありました。

神殿が存在しない出張結婚式の場合には、家を建てるときに執り行う地鎮祭(じちんさい)と同じように、依り代(よりしろ)に神さまをお迎えする神籬(ひもろぎ)の祭祀(さいし)となります。

青々とした常緑樹(じょうりょくじゅ)の真榊(まさかき)に、御幣(ごへい)と麻苧(あさお)を垂らし、「オーオーオー・・・」という警蹕(けいひつ)の声とともに、守護神をお祀(まつ)りするものです。

朔日参り

2019年8月1日 木曜日

非常に厳しい暑さが続いていますが、今朝は境内で中地区教育文化研究所主催の親子写生会が開催されました。

20組以上の親子が、神社の様子を銘銘に(めいめい)に画用紙に描き、絵の具で色付けしていました。

今日は朔日(ついたち)参りで、御神前には赤飯、酒、菓子、葡萄等の奉納品が上がりました。

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さて、葉月の予定です。

1日(木)月次祭、2日(金)神奈川県神社庁相模中連合支部理事会、8日(木)総代奉仕、15日(木)月次祭、19日(月)神奈川県神社庁相模中連合支部理事会、24日(土)正祭・慰霊祭会議

3日(土)は神社駐車場で納涼祭(三ノ宮自治会主催)が予定されています。

就職体験

2019年7月30日 火曜日

昨日、長かった梅雨がようやく明けて、直射日光の照る真夏が一気にやって来ました。

夏休みの行事として、昨日から高校生の就職体験(インターンシップ)の受け入れを行っています。

今年は4名の高校生を2班に分けて、3日間ずつの体験です。

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先ずは白衣と袴に着替え、簡単な作法の教授、そして社殿で正式参拝を執り行いました。

神前での心構えや祭具の意味、各施設の案内、座学で言葉遣い等についての説明の後、裏方の事務作業、御祈祷や御朱印の対応などを学んでもらいました。

神社の専門的な事ばかりでなく、仕事の大半を成す準備や片付けについて、見えないものについても多少は理解が得られたように思えます。

熊谷の御縁

2019年7月29日 月曜日

埼玉県熊谷市から、「熊谷うちわ祭」の年番の人たちが大型バスでお参りになりました。

先週行われた八坂神社の祭礼には、氏子の栗原(くりばら)地区の人たちが大勢で見学に訪れています。

当社の例祭(4月22日)には、三基の人形山車(にんぎょうだし)が出ますが、栗原の人形が平家物語で名高い熊谷直実(くまがいなおざね)であることから、〝熊谷〟の御縁で今回の交流となったものです。

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40名の御一行には、昇殿参拝の後、神輿や各施設、博物館をゆっくりと見学して頂き、最後に栗原祭保存会の太鼓の様子を御覧になりました。

神賑(しんしん)行事を通した交流はとても有意義で、お互いの特徴や良い点等について興味を示していました。

週末の行事

2019年7月28日 日曜日

雨の心配もありましたが、週末には市内各地で納涼行事が行われ、納涼祭や盆踊りに顔を出させて頂きました。

老若男女が混じり合い、季節の行事が地域の風習として行われる様子に、今年も安らぎを得ました。

また、兼務する日向神社(平塚市日向)の境内において、地区の虫送り行事にあたり、お清めのお祓いを行うとともに、日向薬師住職による読経が行われました。

日向神社

日向神社

神社では関係者が集まり、例祭・國府祭の反省会を開催し、率直な意見や祭に対する思いがよく伝わりました。

その後、各青年会員を中心に、「天皇陛下御即位三十年奉祝相模國府祭」の映像鑑賞会を実施しました。

大神輿渡御(おおみこしとぎょ)のみならず、各社の違いに興味と関心が寄せられた様子でした。

外国人の一日体験

2019年7月21日 日曜日

昨日は「ワールドキャンパスいせはら」の事業が当社で開催されました。

午前8時半には、伊勢原市に滞在中の外国人31名が当社に到着しました。

午前9時から比々多こま倶楽部の小学生とともに、大山独楽(おおやまこま)回しの体験が行われました。

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続いて、午前10時から2班に分かれ、神社周辺の遺跡、神社施設、郷土博物館等の見学とまが玉つくりの会によるまが玉づくり体験が行われました。

遺跡の説明後には、「古代の貴重な遺跡が発見されているのに、どうして多くの人たちが見学できるようにしないのですか」といった素晴らしい質問も飛び出しました。

それぞれの意味や目的を説明した後に、神輿(みこし)に肩を当てて担(かつ)いだり、鐘楼(しょうろう)の鐘(かね)を撞(つ)いたり、茅の輪(ちのわ)くぐりを体験してもらいました。

まが玉づくりでは、まが玉の由来や形等の質問もあり、日本の歴史や地域文化の一端を知ってもらう機会となりました。

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午後には比々多観光振興会の協力により、火おこし体験が行われ、体験型の事業により、多くの笑顔で交流を深めることが出来ました。