初午(はつうま)は稲荷社を祭る日ですが、2日が土曜日にあたったこともあり、工場の稲荷祭が二の午(にのうま)の本日に集中しました。
ある工場では、とても冷たい風に参列者一同が身震いしていましたが、梅の花香る風情の中でお仕えすることが出来ました。
初めて参列された外国人の方から、儀式の目的や成果について尋ねられました。
「祭り」の意義は、日頃の神恩(しんおん:神の恩恵)に感謝するとともに、更なる神威(しんい:神の威力)を頂くことにあります。
そのことにより、祭る側が思いを共にすることができます。
そして、意を新たにして各々が力を発揮することが大切であり、お稲荷さんは農業や商工業に大きな力を添えて下さる神さまとして、古くから信じられていることもお伝えしました。