一昨日は雷電神社(伊勢原市串橋)、昨日は神明神社(伊勢原市笠窪)と兼務社では早くも新穀勤労感謝祭(新嘗祭)が始まりました。
当地では8月の日照不足や9月の台風による影響が心配されました。更には稲刈り時期に雨が多く、刈り入れが各地で遅れましたが、作況は悪くはないようです。
因みに、農水省によると今年の水稲の作況指数は平年並みとのことです。
当社でも10日後の新穀勤労感謝祭を前に、氏子・崇敬者から粳米(うるごめ)・糯米(もちごめ)の奉納が上がっています。
また、比々多地区内においては、初穂(新米)または初穂料の奉献をお願いしています。
昭和天皇御製
新米(にひよね)を神にささぐる今日の日に深く思ふ田子(たご)のいたづき
八束穂(やつかほ)を内外(うちと)の宮にささげもてはるかに祈る朝すがすがし
わが庭の初穂ささげて来む年の田の実(み)いのりつ五十鈴(いすず)の宮に
新嘗祭に臨まれる天皇は 夜通しの神事だとか伺ったように思いますが 毎年田植えをされ稲刈りもされていらっしゃるのでしょうね
新米がずらりと並んでいて ありがたいことですね
鈴木治美 様
国民の安寧を祈られる陛下のお姿はマスコミには報道されません。
しかしながら、無私の祈りだからこそ国民との絆が保たれ続けているのだと思います。
新穀を神に捧げて感謝する、神話の世界を今に伝える皇室の伝統でもあります。