相模国三ノ宮・比々多神社

きらきらし

昨日で文月も折返し、月の真中の「月次祭」(つきなみさい)を執り行いました。

小雨混じりの空模様でしたが、大安吉日にあたり、午前中は出張祭儀などが重なりました。

環頭大刀単竜環把頭

金銅単竜環把頭(こんどうたんりゅうかんつかがしら)

さて、午後から自修館中等教育学校1年生6名が、フィールドワーク(ルポルタージュ学習)の訪問取材でやって来ました。

先ずは三之宮郷土博物館を見学、そして事前に申し出のあった「発掘物はどういう経緯で博物館にくるのか」「出土品から何がわかるか」「どのような種類の古墳が発見されているか」等の質疑に答えました。

古墳に納められた副葬品(ふくそうひん)は被葬者(ひそうしゃ)の階層を示すものであり、その中でも装飾大刀(そうしょくたち)は高い権威の象徴ともいえます。

金銀が施されたものは「きらきらし」という表現があてはまりますが、当時の金属製品の工房や流通、技術など、様々な想像力を掻き立ててくれます。

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