今年は「節分追儺祭」(2月3日)、「例祭」(4月22日)、「國府祭」(5月5日)と大きな行事において晴天が続いていますが、「第29回まが玉祭」も天候に恵まれました。
鳥居前における開会式に続き、各所のお清めを行いましたが、そのご挨拶はもちろんのこと、お目に掛かる方々と交わす言葉も晴れ晴れとしたものとなりました。
今年は舞台行事が2日目に集中する形となりましたが、境内諸行事は例年通り賑わいを見せました。
特に、「まが玉づくり体験」は開演時間前から人が集まり、大人も子供も熱心に取り組んでいました。
また、お茶席も常に一杯で、青々とした木々の下の野点(のだて)は心地よい空間となっていました。
伊勢原手作り甲冑隊は、「えい、えい、おう」と勇ましく〝 鬨(とき)の声 〟を発し、会場を盛り上げました。
伊勢原市内の銘菓が集まる菓子展・模擬店も人気で、明日(22日14:40)は生菓子の無料配布が実施されます。
夕方の「奉告祭」(ほうこくさい)、「管絃と舞楽の夕べ」(比々多神社雅楽会)が近づく頃には、境内に用意した椅子席も満席となりました。
境内の緑が損なわれるような樹木の病気が生じたことから、大切な鎮守の杜(もり)を守ろうと始めた「みどりの杜基金」ですが、今年は授与所(じゅよしょ)前で受け付けています。
基金にご協力下さった方には「富札」を1枚(お一人様1枚限り)差し上げています。