当地では昨夕は盆行事の迎え火。
正月と並ぶ大切な折目ですが、各家庭では自宅に精霊棚(しょうりょうだな)を設け、夏野菜の胡瓜(きゅうり)や茄子(なす)で馬や牛の飾りをつくり、苧殻(おがら)を焚(た)いてご先祖さまを迎えました。
当家では歴代の宮司をはじめ、ご先祖さまのみたままつりを早めに執り行いました。
この数日間は神葬祭のお宅に伺い、祖霊祭(それいさい)を執り行う予定になっています。
昨年はお世話になった方々が鬼籍(きせき)に入り、今日は朝から新盆(にいぼん)参りもありました。
曹洞宗、日蓮宗、臨済宗など、宗派によって習わしが異なることも良き学習機会です。
棚経(たなぎょう)で忙(せわ)しなく檀家(だんか)回りをする住職の姿も目にしました。
数ならぬ身とな思ひそ玉祭 芭蕉
数ならぬ身とな思ひそ玉祭 芭蕉
から、以下の記事を見ツケ
数ならぬ身とな思ひそ玉祭
≪…自分は特別な存在だ、と思う気持と、自分は世の中にとって、取るに足らない存在だと思う気持と両方ある…≫を、
本歌取りで・・・
ヒフミヨに一に想いそ玉祭
(『自然比矩形』)
としたい・・・
この物語の淵源は、絵本の力で・・・
あかちゃんのわらべうた さよならさんかくまたきてしかく
サンカクさん
こんとん
みどりのトカゲとあかいながしかく
すうがくでせかいをみるの
もろはのつるぎ
などなど・・・
数の言葉ヒフミヨ(1234)が、平面(2次元)からの送りモノとして眺めると、オモシロイ というか [1]の風景が掴めるらしい。