相模国三ノ宮・比々多神社

総代の責務

今朝早く兼務社の総代(そうだい)さんが、「清祓」のためお参りになりました。

「秋の例祭を前に、来週は幟立てなどの支度も始まることから、忌明けのお祓いをお願いしたい」とのことでした。

総代とは法律以前に存在する機関で、氏子・崇敬者の代表として宮司に協力し、その責務は祭祀の信仰上、また行事の遂行に果たす責任は多大で、神社と氏子をつなぐ役割といえます。

祓所

祓所

特に神職の常駐しない兼務社においては、清浄かつ神厳なたたずまいを有するため、境内の清掃整備を含め、護持運営に欠くべからざるものであり、その職掌は多岐にわたります。

身内に不幸が生じた場合には、一般的には五十日祭(仏式では四十九日にあたる)が明けるまでは神社への参拝は慎むことが多いですが、立場上やむを得ない場合には、事前にお祓いを受けてから祭典の準備や参列にあたるよう心掛けて頂いています。

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