相模国三ノ宮・比々多神社

宣言採択

昨日は神奈川県神社庁の当番にて、一都七県神社庁連合会総会が横浜の地で開催され、当支部(相模中連合)から11名、当社から宮司と禰宜が参加しました。

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ご来賓に神社本庁統理(代理総長)、神宮大宮司(代理少宮司)、神道政治連盟会長、國學院大學学長、皇學館大学学長、神社新報社社長、神奈川県知事、衆議院議員、参議院議員をお迎えして、開会式では代表者からご挨拶をいただきました。

総会では、今次の神宮式年遷宮を奉祝して、国民総参宮運動の推進、各社における記念事業や青少年教化育成事業の展開、そして家庭における神宮大麻の奉斎(ほうさい)運動の積極的な展開、皇室の伝統の重みを改めて認識し、皇室尊厳護持運動を推進することを確認し、約250名の参加者が宣言を採択しました。

また、各都県代表者による活動の意見発表が行われ、熱心に聞き入って多くの質問が寄せられました。

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宣 言

第62回神宮式年遷宮「遷御の儀」が、昨年10月、両御正宮において斎行されたことは、我々神社関係者一同、慶賀に堪へない。今後は神宮大麻の増頒布はもとより、広く国民に参宮を促進し、神宮崇敬の心が次世代に継承されるやうに更なる啓発活動に努め、次期式年遷宮に向けて、奉賛の赤誠を捧げて参りたい。

皇室については、昨年11月、宮内庁より「今後の御陵及び御喪儀のあり方について」といふ文書が発表された。その内容は御陵の縮小と御喪儀を御火葬に改めるといふことで、皇室のしきたりは守りながらも、国民に負担が掛からないやうにといふ天皇皇后両陛下のお気持ちを表したものである。誠に畏れ多いことであり恐懼に堪へぬが、御事に対しては御遠慮遊ばされないやうにお願ひ申し上げたい。我々は大御心を体して、皇室の伝統の重みに改めて思ひを致すと共に、皇室の尊厳護持の為に一意専心して、広く国民に皇室敬慕の念が喚起されるやうに努力して参りたい。

旧臘26日、安倍内閣総理大臣が靖國神社を参拝された。国の指導者として英霊に対して尊崇の念を表されたことは誠に意義深いことであり、今後の参拝の恒例化を支援したい。

我々は一都七県神社庁団結の下に、斯界興隆と御神徳の発揚に努め、美しき御国造りの為、様々な難局に対して鋭意取り組むことを誓ひ、茲に宣言する。

平成26年2月20日

一都七県神社庁連合会総会

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