相模国三ノ宮・比々多神社

まんがで読む古事記 倭建命

当社には六柱の神さまがおまつりされていますが、その中に叡智(えいち)と武勇(ぶゆう)に猛(たけ)た日本武尊(やまとたけるのみこと)という神さまがいます。

全国では、この神さまを御祭神とする神社が1196社にものぼります。

当社は相模国三宮ですが、尾張国三宮であり、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として親しまれる熱田神宮の宮庁内に「日本武尊を仰ぐ会」という組織があります。

この度、まんがで読む古事記 『 倭建命 』 が発行され、当社にもご恵送賜りました。

*やまとたけるのみことの神名は、『 古事記 』 では倭建命、『 日本書紀 』 では日本武尊と表記されています。

倭建命

『 倭建命 』 発行:日本武尊を仰ぐ会

第12代景行天皇の子供として生まれた小碓命(おうすのみこと=倭建命)が、大王(おおきみ)の命により、朝廷に従わない九州の熊曾建(くまそたける)兄弟を征伐(せいばつ)し、その後も東国平定に向かう途次、伊勢で叔母である倭比売(やまとひめ)からいただいた天叢雲剣(*あまのむらくものつるぎ)のお蔭で難を逃れ(焼津)、更に身を賭(と)して海を鎮めた妃(きさき)の弟橘比売(おとたちばなひめ)の物語など、とてもわかりやすく描写されています。

*天叢雲剣~三種の神器の一で、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)として熱田神宮の創祀にあたる

さねさし 相模(さがむ)の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)にたちて 問ひし君はも

naimen

倭は 国のまほろば たなづく青垣 山隠(やまごも)れる 倭し 美(うるわ)

ご祈祷の控室に置いてありますので、どうぞ手にとってご覧ください。

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