一昨日は八幡神社(伊勢原市坪ノ内)、昨日は神明神社(伊勢原市笠窪)と雷電神社(伊勢原市串橋)、そして本日は北金目神社(平塚市北金目)で祈年祭を執り行います。
三連休の社頭は、初宮参りや厄除、家内安全、安産等の御祈願、また御朱印参拝で賑わいを見せています。
さて、一昨日は神葬祭をお仕えした御方の祖霊祭で十年祭、そして昨日は一年祭を参集殿においてご奉仕しました。
神道の葬儀では、逝去のことを帰幽(きゆう)といい、人生最後の重儀に際し、人生の終焉を悲しみ、遺徳を偲び敬います。
霊魂の安定を誠を以て祈り続けることにより、祖霊となって残りし人を守護する存在となるわけです。
昨日の一年祭では、喪主さんの夢枕に初めて故人が姿を現し「穏やかな表情を見せてくれた。」とのことでした。
一期を劃(かく)する祭を前に、安鎮の願いが届いたことと拝察しましたが、残りし人の表情も安堵した様子でした。