節分で鬼を追い払いましたが、寒さは去らない日々です。
七十二候(しちじゅうにこう)は立春の第二候で、「黄鶯睍睆」(こうおうけんかんす=うぐいすなく)です。
鶯(うぐいす)は〝 春告鳥 〟(はるつげどり)の異名をもちますが、『古今和歌集』のこの歌にもとづくそうです。
うぐひすの 谷より出づる 声なくは 春来ることを 誰か知らまし
大江千里(おおえのちさと)
初音(はつね)を耳にする日も近そうです。
明日から兼務社では、五穀豊穣と国家安泰を祈る「祈年祭」(としごいのまつり・きねんさい)が始まります。