昨晩は強風を伴う雨が降り、木々の枝や葉が散らばっていたものの、建物等には被害もなく無事でした。
今日は国民の祝日「みどりの日」ですが、境内の新緑も美しい季節を迎えています。
いよいよ明日に控えた「国府祭」(こうのまち)に向けて、今朝は総代さんたちの前日準備が行われました。
祭典でご神前にお供えする鏡餅(かがみもち)、粽(ちまき)行事の撒(ま)き餅、当社伝来の上新粉(じょうしんこ)をこねて楕円形にした粢(しとぎ=しとぎ餅)などを順番に蒸(ふ)かして搗(つ)き、例年通りに拵(こしら)えました。
また、注連縄(しめなわ)張りや神輿(みこし)飾り、行在所(あんざいしょ)に道具の調達、粽の俵(たわら)詰め、行列具準備等、変わらぬご奉仕に感謝するところです。
神職も黙々と殿内の清掃設営、神饌(しんせん:海・川・山・野の種々のお供えもの)準備等、万端整えて「動座祭」(午後7時)に神さまのお出ましを願いまつるのみとなりました。
神職をはじめ、参列者が潔斎(けっさい)の上、式典に臨みます。