今日からシルバーウイーク(和製英語)でお出掛けの方も多いと思います。
彼岸前の吉日、天候にも恵まれて戌の日の安産祈願や御朱印参拝などで社頭は賑わいました。
また、七五三参りの晴れ着姿も見られるようになりました。
この数日の雨も上がり、地鎮祭も予定通りに執り行うことが出来ました。
当社で3年前に神前結婚式を挙げられた方の地鎮祭では、懐かしい思いとともに、授かった子供の成長が微笑ましく、家族の幸せを感じながらご奉仕させて頂きました。
昨日は永井宮司所管神社連絡協議会の参拝会(戦後70年特別企画「靖國神社参拝と築地散策」)を実施しました。
早朝から申し込みの参加者(58名)が予定通りに集まり、バス2台で一路九段に向かいました。
途次予期せぬ事故渋滞があり、1時間半の遅延となりましたが、無事に靖國神社に到着しました。
70年前の9月17日は枕崎台風が上陸し、特に原爆後の広島では死者・行方不明者が2千名を超える大きな被害が出たそうです。
また、GHQ(連合国司令部)が横浜から日比谷の第一相互ビルに移転した日にあたるようです。
残念ながら、行程の都合で遊就館の拝観は叶いませんでしたが、心穏やかに本殿での参拝ができました。
続いて、次の目的地の東郷神社に向かいました。
東郷神社の元宮司さんが当地(三ノ宮)のご出身であり、東郷幼稚園の遠足で度々当地へ蜜柑狩りに来られることなどもあり、親しくご歓待を受けました。
貴賓室において、東郷元帥の直筆の書や名言、絵画などに触れる貴重な機会を得ました。
東郷麦酒をご馳走になり、和気溢れる雰囲気で直会(なおらい)の時間を過ごすことが出来ました。
その後は築地を散策し、各自が海産物や卵などのお土産を購入していました。
生憎雨の一日でしたが、最後は江戸東京博物館を見学し、楽しい充実の一日となりました。
長月も半ばを迎え、昨日は月次祭(つきなみさい)を執り行いました。
国会やその周辺では、安全保障関連法案をめぐって喧(かまびす)しい動きが見られます。
日本を取り巻く環境の変化に対応し、国際情勢の危険を避けるため、そして何より国民の安全と国家の安寧を守るため、平和安全法制の整備がなされることは非常に重要なことです。
ご神前に額づき、皇室のご安泰と国家の平和、そして氏子・崇敬者の安心を静かに祈り上げました。
さて、毎年9月15日は鶴岡八幡宮から例祭のご案内を賜り、可能な限り参列しています。
鎌倉の八幡さんにも狛犬が置かれていますが、神さまの〝 神使 〟(しんし)をご存じでしょうか。
神使は使わしめ、眷属(けんぞく)ともいわれ、神さまと縁故のある鳥獣虫魚の類で、稲荷の狐(きつね)、春日明神の鹿、天神の牛、日吉山王の猿、熊野の烏(からす)などと同様、八幡さんは鳩がお使いとされています。
源氏の氏神として尊崇された神さまですが、武家の精神のよりどころとなり、国家鎮護の神さまとして全国の崇敬を集めました。
境内では子供たちに親しまれる鳩ですが、その鳩にも平和の願いを寄せてお宮に戻りました。
今月は県内各社の例祭参列が続きますが、社務所では秋の諸祭事の支度で余念無く過ごしています。
今週は所管神社の靖國神社参拝(17日)や第66回産土講祭(18日)などを控えていますが、秋霖(しゅうりん)でしょうか、予報では両日とも傘マークが出ています。
この不安定な気候にもかかわらず、神社周辺では来週の彼岸入りを前に彼岸花の花茎が地からあっという間に伸び上がり、間もなく見頃となりそうです。
神奈川県神道青年会から稲刈りのお知らせが届き、神社下の御神田で10月11日(日)に行われる予定です。
葡萄や梨の季節もそろそろお仕舞い、今日は生産者の方から一日一個熟す(一熟)といわれる不老長寿の果物・無花果(いちじく)を頂き、神さまにお供えしました。
無花果を食うべて老のいのち延ぶ 誓子
本日、伊勢原歴史文化遺産活用実行委員会主催(文化財協会担当)の史跡めぐり(神戸・三ノ宮・栗原地区)が実施され、44名の参加者が昇殿参拝されました。
神社参道石碑→吉川醸造→比々多神社(三之宮郷土博物館)→斉藤家住宅→保国寺→萬松寺
当社では三之宮郷土博物館の見学後、拝殿にて正式参拝を執り行いました。
『広報いせはら』(9月1日号)には、「大きく変わる伊勢原の観光」として比々多観光振興会発足の記事が掲載されましたのでご覧ください。
天候に恵まれた昨日、伊勢原市内や近隣の中学校において体育祭が行われ、生徒たちの日頃の成果が発揮されました。
本日は真田神社(平塚市真田)月次祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)例祭、北金目神社(平塚市北金目)中久保山車解体清祓などがありました。
真田神社では神輿を新調する計画がありますが、北金目の中久保地区では山車を新調することが決まり、地域の人たちに親しまれた山車を解体する運びとなりました。
長き年月にわたり大祭を盛り上げ、賑やかに導いた山車には、代を越えて多くの人たちの思いが詰まっていることと思われます。
自治会や交友会の代表により、感謝の念が込められるとともに、新築する山車への希望の願いが漲(みなぎ)っているように感じました。
神社境内では、鎮魂太鼓奉納(10月25日)に向けて、青年の叩く太鼓の音が鳴り響いています。
関東地方や東北地方などに降った記録的な大雨は、鬼怒川の堤防決壊をはじめ、河川の氾濫、土砂崩れ、床上浸水など、非常に大きな水害をもたらしました。
先ずは罹災(りさい)した人たちにお見舞い申し上げますとともに、行方不明者の一刻も早い安否確認と今後の無事を祈る次第です。
また、自衛隊や警察・消防など、非常事態に迅速に対応される皆様にはありがたく、更なるご活躍をご期待申し上げます。
さて、長引く雨により先延ばしとなっていた枝下ろし作業ですが、青空のもと大掛かりに実施しました。
通行車両や通行人の安全を図るため、道路に枝の広がる公孫樹(いちょう)を上部から切りました。
神社役員・総代有志のご奉仕も得て、お昼前には無事に終えることが出来ました。
今年は鈴生(すずな)りに大粒の銀杏(ぎんなん)がなっていましたが、数年は季節の実りも見られなくなります。