明後日（２６日）の文化財防火デーを前に、消防署、地元消防団などの協力を得て、放水訓練・消火訓練が実施されました。
消防署への連絡、文化財の運び出し、誘導、初期消火など、消防本部のご指導のもと、事前に分担を決めて訓練を開始しました。
消防員・消防団員の機敏な動きに、参加した神職・職員、総代も非常に引き締まりました。
節分祭を控えていることもあり、初期消火の訓練は消化水を用いて行いましたが、消火器の使用方法を再確認する機会となりました。
社殿はもちろんのこと、併設の博物館には多くの文化財を有することから、文化財課職員や消防関係者とともに、文化財の防火や防災、管理などについて確認をしました。
放水訓練では、火災の発生確認から通報、宝物の搬出、誘導など、打ち合わせ通り機敏に行うことができました。
実際に消防車の到着を待つ時間は長く感じるものですが、到着と同時に段取りよく準備がなされ、瞬く間に放水が始まりました。
署員や団員の訓練の賜物だと思いますが、その緊張感が十分に伝わってきました。
文化財はもちろんのこと、地域の財産を守る重要性、そしてその使命を総代さんたちとともに認識することができました。
ご協力の皆様に感謝申し上げます。
