2015年1月2日 のアーカイブ

ずっと変わらない心

2015年1月2日 金曜日

朝の日供(にっく)の折には手足がしびれましたが、それもその筈(はず)、殿内は氷点下3度でした。

しかしながら、鳥居の向こうから差し込む神々しい朝日に、ありがたさを感じる朝の一時でした。

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さて、晴れたことで判断も迷いましたが、積雪の影響により転倒も予測されることから、招魂社で毎年行っている新年慰霊祭は、参集殿に場所を移すことになりました。

招魂社

招魂社

伊勢原市遺族会は昭和23年に設立され、現在535名の会員が戦死者874柱の追悼慰霊事業を行っています。

本日の慰霊祭は、伊勢原市遺族会比々多支部と神社との共催で行うもので、地区戦没者182柱の英霊をお迎えする鎮魂行事です。

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市長や市議、自治会連合会を来賓に、地区内各地域から代表者25名が参列しました。

玉音放送で終戦の詔書が下されてから70年、「昭和は遠くなりにけり」ですが、〝英霊の声なき声〟〝ずっと変わらない心〟を心として、慰霊顕彰(いれいけんしょう)することは今を生きる私たちの使命です。

97歳を迎える長老のお話に、遺族会の人たちも真剣に聞き入っていました。