本ブログとは別に、「今を生きる」(禰宜のつぶやき)という新たな拙ブログを立ち上げました。ご笑覧いただければ幸いです。
2012年5月29日 のアーカイブ
「今を生きる」(禰宜のつぶやき)
2012年5月29日 火曜日総代の役割
2012年5月29日 火曜日大祭(4月22日)の神幸祭(しんこうさい)の折、お神輿が左右に振れて第二駐車場にある掲示板に台棒が当たって損傷しました。
しかしながら、地域の皆様のご協力により、本日元通りに修理がなされました。
ここ数日は、中・平塚・伊勢原連合神社総代会の事務局として、7月に開催予定の総会に向けて、来週行う理事会の資料づくりに追われています。
当総代会は、中郡(大磯町・二宮町)・平塚市・伊勢原市内に鎮座する神社の総代及び神職を以て会員とする組織で、昨年時点で84社563名(総代数512名・神職数51名)が加盟しています。
さて、「総代」を辞書で調べると、「仲間全部の代表者」と記されていますから、氏子地域のまさしく代表であり、総は惣と書き、物心ともに力を寄せる人を表したものといえます。
当社では、役員である責任役員を大総代と呼んでいますが、宗教法人法に基づく法律上の機関として、重要事務を決定する執行機関となっています。
また、総代は法律制定以前から存在する祭祀(さいし)に関わる機関です。地域の安寧と発展を祈るという「神社の公共性」をおまつりを通して守り伝えてきた、欠くことのできない存在です。
神社本庁憲章(昭和55年制定)第13条には、「神社総代は、神社の祭祀、信仰、伝統の保持振興について宮司に協力する」とあります。
お互いが両輪になって力を合わせてこそ、その成果が現れるものです。