2012年5月19日 のアーカイブ

管絃と舞楽の夕べ

2012年5月19日 土曜日

午後4時35分、宮司以下祭員が舞台に設けた斎場に参進し、まが玉祭奉告祭を執り行いました。

IMG_2032

境内の会場が一体となって祭典を行い、観覧に集まった皆で玉串拝礼を行いました。

IMG_2040

御神火による火入れの儀で篝火(かがりび)に火を灯し、まが玉祭の象徴である勾玉(曲玉)を舞台に安置しました。

IMG_2052

予定の午後5時10分を回りましたが、管絃(かんげん)と舞楽の夕べが始まりました。

本年は比々多神社雅楽会による演奏会です。

IMG_2058

今回の演目は、管絃が「黄鐘調調子」(おうしきちょうちょうし)、「越天楽」(えてんらく)、「拾翠楽」(じっすいらく)、「西王楽破」(さいおうらくのは)です。

また、現代曲として、「線香花火」(笙独奏:宮田まゆみ氏)、「法火守千年抄(ほうかのもりせんねんしょう)よりEpilogue」(菅野由弘作曲 笙と龍笛の二重奏)をお楽しみいただきました。

宮田まゆみさんは、冬季長野オリンピックで君が代を独奏した有名な笙奏者です。

IMG_2063

境内には外国人の姿も数名見られ、日本文化に対する関心の高さを感じました。

IMG_2085

そして、舞楽は「抜頭」(ばとう)です。長髪の大仮面をつけ、桴(ばち)を持って舞う舞人一人の走舞(はしりまい)です。

猛獣に父をかみ殺された胡人(こじん)の子が山野を探し求めて遂に父の仇を打ち、歓喜する姿を舞にしたといわれています。

IMG_2125

境内には神奈川新聞社やタウンニュース社、伊勢原タイムなどの取材班の姿もありました。

また、ユーストリームによるインターネット中継も行われました。

宮司と宮田まゆみさん

宮司と宮田まゆみさん

第25回まが玉祭

2012年5月19日 土曜日

風薫る五月晴れのお天気のもと、「第25回まが玉祭」が開催となりました。

IMG_1895 IMG_1903 IMG_1906

先ず以て、12時半に実行委員会が鳥居の前に集合し、オープニングセレモニーを行いました。

IMG_1908 IMG_1877 IMG_1878

実行委員を始め、舞台、各テント、展示物、フリーマケット、出店者などを隈(くま)無くお祓いしました。

安全に無事、賑やかに2日間の催しものが開催出来るよう祈るところです。

IMG_1880 IMG_1881 IMG_1886

お天気が良いので、人足も良くなると思います。

地場農産品や観光土産推奨品、フリーマーケットなどの物販品も沢山売れるよう願います。

IMG_1883 IMG_1887 IMG_1925

お茶席(野点)は本日限りですが、受付でお茶券(無料)をもらい、新緑の境内で雰囲気を堪能(たんのう)される方が多かったです。

まが玉づくり体験は、伊勢原市教育委員会と歴史アドバイザーのご協力で、大人気のイベントになりました。

IMG_1950 IMG_1911 IMG_1921

特設舞台では、午後1時に揚武館伊勢原道場による居合抜刀術(いあいばっとうじゅつ)の演武から始まりました。真剣による剣士の演武には観衆も引き寄せられました。

IMG_1928 IMG_1932 IMG_1938

続いて、歌手の小倉惠子さんによる伊勢原に馴染みある歌と、伊勢原手作り甲冑隊による演技は、伊勢原の歴史を偲びつつ楽しませてくれました。

IMG_1941 IMG_1944 IMG_1946

次に、繁和会による民謡、特に東北被災地に縁のある歌なども披露されました。

また、花柳流・和の会による日本舞踊は老若問わず楽しめる踊りです。一挙手一投足に伝統の心が感じられました。

IMG_1956 IMG_1963 IMG_1971

そして、奉告祭前の締めくくりは、橘流雨降吟舞会による吟舞の奉納演舞でした。皆さんお稽古をして、よく技を磨いていると思います。

IMG_2000 IMG_2002 IMG_2011

多くの行事が目白押しで、残念ながらご紹介しきれませんが、明日も一日ありますので、どうぞ足をお運びください。

また、この新緑の緑、鎮守の杜(もり)を保全し、後世に残すために「緑の杜基金」の募金を実施していますので、ご協力をお願い申し上げます。