近所の工場において、大型の機械を据え付けたとのことで、機械の清祓と操業安全祈願祭に行って参りました。最新鋭の機械ですが、管理は人の手によるものなので、安全管理は不可欠なものです。
基本に忠実に操作を行い、品質と生産性が上がることを祈ります。
お宮では企業の年頭安全祈願祭が、しばらくは続きそうです。
当社の主祭神は「豊雲野神」(トヨクモヌノカミ)です。日本で最も古い書物『古事記』(712年上奏;今年で1300年)には、多くの神々が出現しますが、この神さまは神世七代(かみよななよ)として7番目に登場いたします。
天地も分かれず、浮き脂(あぶら)のごとく混沌とした中に成り、物事の道理を定めてお隠れになられた「天地開闢」(てんちかいびゃく)、事始めの神さまです。
イザナギ・イザナミ二神の国生み神話の中で、“ 修理固成 ”(しゅりこせい・つくりかためなす)という言葉が出てきますが、「しっかりとつくりかためる」という意です。
ものづくりをする製造業はもちろんのこと、あらゆる仕事において、物事を生み出したり発想や企画を出すことは “ 生成発展 ”であり、修理固成が必要です。
事始めの神さまのご加護のもと、生産力が発揮する一年であって欲しいと思います。