2010年7月16日 のアーカイブ

来宮神社へお手伝い②

2010年7月16日 金曜日

明後日(18日)開催の「泣き相撲 比々多場所」の準備のため、実行委員会のスタッフが兵庫県からやって来ました。明日は朝早くから境内各所の設営となります。

お蔭様で、ほぼ100人近くの申し込みをいただき、賑やかな1日となりそうです。

 

さて、来宮神社の例祭御奉仕(14-16日)も最終日です。雨の心配もありましたが、支障もなく迎えることができました。昨日の例祭に続き、本日は神賑行事(しんしんぎょうじ)となる神幸祭(しんこうさい)が、約500名のご奉仕により盛大に行われました。

浦安の舞(うらやすのまい)は、皇紀2600年(昭和15年)、昭和天皇の御製(ぎょせい 昭和8年)に、曲と振り付けをつけた神楽舞(かぐらまい)で、平らかな世の中への思いが込められた祭祀舞(さいしまい)です。
天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波立たぬ世を

浦安の舞

浦安の舞

鹿島踊(かしまおどり)は県無形民俗文化財に指定されている民俗芸能で、保存会により伝承されています。 

鹿島踊り

鹿島踊

 神女神楽(みこかぐら)は氏子の中から選ばれた幼女1名が奉仕します。稽古を積み重ね、神楽の奉納をします。奉仕期間中は、地面に足を付けることが禁じられ、親も体に触れることができないほどで、こちらも保存会により厳格に伝承されています。

神女神楽(みこかぐら)

神女神楽

 来宮神社の神幸祭では、毎年42歳の人たちにより御鳳輦(ごほうれん)が担がれます。御祭神(ごさいじん)が流れ着いた浜で、浜降りが行われ、担ぎ手にとっても禊(みそ)ぎ神事となります。

御鳳廉の海中禊(みそ)ぎ

御鳳輦の浜降り

1日歩き続けて真っ黒に日焼けしましたが、このお手伝いを終えていよいよ本格的な夏が始まります。