昨日は朔日(ついたち)で、朔日参りの方が多く見えました。
通学の中学生や高校生の姿も夏服に衣替え(更衣)となり、清々しい気持ちです。昔は、季節の変化に応じ、袷(あわせ)や襲(かさね)など、薄い物に徐々に着替える風習がありました。
神職の装束は、立夏(今年は5月5日)で夏用になるのが通常ですが、今年は気候が不順なため調整も難しかったです。御祈祷や出張祭典などの狩衣(かりぎぬ)や羽織を夏用に切り替えました。
夕方、神道政治連盟東京都本部の結成30周年記念大会(於 明治記念館)に出席いたしました。
東京には、大学が一極集中していますが、当時はベトナム戦争や学生運動などで社会が混乱した時代でした。その折に、長い歴史と伝統に育まれた神道精神を基盤に日本人らしさを回復するために同本部が設立(昭和54年)されという背景があります。
11月12日に行われました「天皇陛下御即位20年奉祝国民大会」にご尽力された団体などの記念表彰のあと、議員さんたちのご挨拶がありました。
また、参議院議員の山谷えり子氏により、「日本よ、永遠なれ」と題して講演が行われました。同名の著書(扶桑社新書)は、4月の新書部門売り上げ第1位になるほど、若い世代からお年寄りにいたるまで、幅広い人たちに読まれています。