‘なぜ?なに?’ カテゴリーのアーカイブ

参拝作法 Praying Etiquette to Kami

2015年7月6日 月曜日

日本を訪れる外国人旅行者が増える中、日本の文化や風習に触れるため、神社を訪れる外国人も多くなってきました。

当社でも年に一度は日本人と外国人の国際結婚式があり、国際交流などで外国人が訪れる機会もあります。

この度、神社本庁では外国人とのコミュニケーションの一助として手引きを作成しました。

1

今日のブログでは「二拝二拍手一拝」という参拝作法( Praying  Etiquette  to  Kami )について説明します。

The  following  is  the  etiquette  widely  known  for  praying  to  kami  .

1 Bow  twice  deeply.

1.  Bow twice deeply.

1. 深く2回お辞儀をします。

2 Clap your hands twice.

2 . Clap your hands twice.

2. 2回手をたたきます。

3 And bow once more deeply.

3.  And bow once more deeply.

3. もう1回深くお辞儀をします。

参考:SOUL of JAPAN (神社本庁)

神道の墓所

2015年6月20日 土曜日

5月から日曜日ごとに人寄せの行事が続いていますが、明日は「崇敬者祭」を迎えます。

その準備もほぼ整い、残りは天気の心配です。

さて、5月に神葬祭奉仕をしたお宅で五十日祭(ごじゅうにちさい)、そして墓所における埋葬祭(まいそうさい)がありました。

昇降用のモノレール

昇降用のモノレール

神社では墓地をもつところがほとんどないため、個人や共同の墓地、宗派を問わない霊園、または埋葬が可能な寺院などとなります。

霊園は山を切り拓いた斜面などに造成されていることも多く、眺めや雰囲気は最高ですが、平面の墓地と比べお墓選びの比較条件ともなるようです。

DSC01432

神道では墓所のことを奥津城(おくつき)といいます。

虫送りと初物

2015年6月14日 日曜日

近隣の田んぼでは田植えがほとんど終わり、田を抜ける風の清々しさを感じます。

今日は兼務する真田神社(平塚市真田)で毎月の月次祭(つきなみさい)に併せて、「虫送祭」(むしおくりさい)の祝詞を奏上しました。

真田では大祭である「天王祭」(てんのうさい)を来月(11・12日)に控えていますが、御祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は疫病(えきびょう)除けなどとともに農耕神としての信仰が篤(あつ)い神さまです。

虫除守

虫除守

今日は神前結婚式の申し込みや問い合わせがありましたが、当社で3年前に結婚式を挙げられたご夫婦が、初もぎの玉蜀黍(とうもろこし)を奉納されました。

〝初物七十五日〟といって、初物を食えば75日生きのびるといわれますが、神さまもお喜びでご神威(しんい)を発揮されることと思います。

DSC01130

斎庭の稲穂

2015年6月8日 月曜日

神社下の御神田において、今日は小学校5年生の田植え体験が実施されました。

児童たちの安全を願い、行事前にお清めのお祓いを行いました。

殆どの児童が初めてということで、とても良い体験学習になったと思います。

DSC01049

神道には教義・経典がありませんが、依拠(いきょ=よりどころ)するものに、「三大神勅」(さんだいしんちょく)があります。

つまり、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高天原(たかまのはら)から地上に天降る折に、天照大神(あまてらすおおみかみ)から賜ったもので、「天壌無窮の神勅」(てんじょうむきゅうのしんちょく)、「宝鏡奉斎の神勅」(ほうきょうほうさいのしんちょく)、「斎庭の稲穂の神勅」(ゆにわのいなほのしんちょく)です。

天皇陛下には皇居内水田において、粳米(うるちまい)「ニホンマサリ」と糯米(もちごめ)「マンゲツモチ」を5月20日に御自ら田植え遊ばされました。秋には皇祖神に新米が捧げられ、新嘗祭(にいなめさい)をお仕えになります。

高天原の神聖な稲穂(斎庭の稲穂)の種を地上に播(ま)いて育て、私たち日本人が食すという神話の教えが永遠とつながっていることの意義は重要なことです。

DSC01063

今日は粳米「イセヒカリ」とともに、古代米2種が小学生や保護者の手で植えられました。

古代米の藁(わら)は、神社の注連縄(しめなわ)づくりや俵(たわら)づくりに用いられます。

平和とは

2015年6月5日 金曜日

日本列島も西から順番に初夏から梅雨に入り、そろそろ関東も梅雨入りでしょうか。

今晩から明朝までは雨のようです。

さて、9月には所管神社の日帰り旅行で、戦後70年にあたり靖國神社参拝研修を計画予定です。

所轄庁(文科省)への提出書類を持参された兼務社の総代さんにその旨をお話すると、「問題の神社なのでお参りしたことがない」という驚きの言葉が返って来ました。

各種パンフレット

平和とは何か

家族のため、地域のため、お国のために尊き命を捧げられた英霊(えいれい)に感謝の誠を捧げるのは、今の世を生きる私たちの使命ではないでしょうか。

東洋の小国が世界第3位の経済大国にまで成長したのは、先人の努力、その基盤があってこそのことであり、そのことを忘れてはいけません。

私たちは日々、安心して暮らしていると「平和とは何か」ということを考える暇もなく、ある意味〝平和ぼけ〟をしていると思われます。

平和とは安らぎと希望であり、全国津々浦々の神社、ましてや靖國神社では一年中そのことを祈っています。

神社には上記のことを理解するためのパンフレットを用意してありますので、どうぞご覧下さい。

夏越大祓のご案内

2015年5月25日 月曜日

早くも来週は水無月を迎えますが、社務所では6月晦日(みそか)に執り行う「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)の準備を進めています。

茅の輪(昨年)

茅の輪(昨年)

毎年6月と12月、半年ごとに行っていますが、水無月の祓では罪禍を祓う「茅の輪くぐり」神事があります。

麻苧と木綿

祓物

古くは罪の代わりとなる「贖物」(あがもの)として、「白和幣」(しろにぎて)「青和幣」(あおにぎて)を衣服の料として神さまに差し出しました。

当社では「祓物」(はらえつもの)として、木綿(ゆう)にあたる晒(さらし)と麻布にあたる麻苧(あさお)を用い、神事で八つに取りさく作法を行います。

茅輪守

茅輪守

暑い夏を無事に乗り越え、お盆に穏やかにご先祖さまを迎えるためにも、半年間の罪穢を祓うのは古くからの生活の祈りです。

期間限定の「茅輪守」(ちのわまもり)を頒布(はんぷ)するため、現在その奉製(ほうせい)作業も進めています。

大祓神符と疫神齋

大祓神符と疫神齋

氏子・崇敬者にお届けする「人形」(ひとがた)の準備も進めていますが、お申し込みは社務所までお願いいたします。

人形 (昨年)

人形(昨年)

妊娠と出産

2015年5月10日 日曜日

今日は安産祈願の吉日「戌の日」。

DSC00376

赤ちゃんが誕生してから成長する過程の中で行われる「人生儀礼」の最初にあたるのが「帯祝い」であり、安産祈願です。

DSC00377

犬が多産であり、邪気を祓う動物と考えられていることから、安定期である妊娠5ヶ月目の戌の日に、腹帯(岩田帯)を巻いて「帯祝い」をします。

特別奉製「腹帯」

特別奉製「腹帯」

腹帯は胎児を保護する意味やお腹を冷やさないなどの役目、また母親にとって精神的・心理的な安らぎをもたらしてくれるものです。

DSC00378

古くから妊娠中には葬式に参列しない、火事を見ないなどの〝 禁忌 〟(きんき)がありますが、飲酒・喫煙はもちろんのこと、食べ物についても多くの制限(禁忌)があります。

DSC00379

妊娠と出産は緊張に包まれたものであり、周囲の配慮が必要な、最も尊いものといえます。

DSC00371

神池のカモも産卵期を迎えています。

常磐木落葉

2015年5月9日 土曜日

本日は土曜日の大安とあって、内に外に予定の多い一日となりました。

欅 ( けやき )

欅 ( けやき ) の御神木

若葉が目映(まばゆ)い境内ですが、意外に落葉があります。

杉や樫(かし)、椎(しい)、樟(くす)など、一年中緑葉を保つ常緑樹(じょうりょくじゅ)が新葉を整えて古い葉を落とす、〝 常磐木落葉 〟(ときわぎおちば)です。

柏(かしわ)は落葉樹ですが、新芽を見届けてから古葉が落ちることから、〝代が途切れない〟という縁起物として「柏餅」(かしわもち)に用いられています。

常磐木落葉

常磐木落葉

今晩は神葬祭のご奉仕ですが、父母あっての私たち、そのご恩、お蔭に感謝です。

父母はわが家の神わが神と心つくしていつけ人の子 本居宣長

靖國神社参拝研修会

2015年4月28日 火曜日

今日4月28日は、昭和27年にサンフランシスコ講和条約が発効され、日本が占領政策から解放され、真の主権を回復した独立の日です。

日本では国民の祝日として「建国記念の日」(2月11日)や「天皇誕生日」(12月23日)が祝日となっていますが、アメリカやロシアなど「独立記念日」が国民の日(ナショナルデー)となっている国は数多くあります。

来年から8月11日が「山の日」として祝日に加わりますが、国の歴史として意義ある日が選ばれるべきだと思われてなりません。

DSC01285

さて、今日は神道政治連盟東京都本部・神奈川県本部合同の靖國神社参拝研修会が開催されました。

DSC01283

両都県の神職はもとより、国会議員、都・県議会議員、市議会議員が大勢参加しました。

DSC01287

遊就館をゆっくりと拝観した後、ご本殿において心静かに拝礼しました。

DSC01288

その後、参議院会館に場所を移し、八木秀次氏をお招きして憲法改正についての勉強会を実施しました。

DSC01292

また、衆参両院議員による国政報告など、多くのお話を頂く機会を得ました。

DSC01297

今年は戦後70年ですが、神社では9月を目安に、氏子崇敬者を対象にしたバスによる靖國神社参拝旅行を実施する予定です。

懐に帰する

2015年4月19日 日曜日

伊勢原市議会議員選挙が始まり、今日は神社脇の道路を街宣車が数多く通り過ぎました。

お参りされる候補者、車内から一礼する運動員など、それぞれの様子が鳥居の内から見られました。

心は見えませんが心の有り様は形に表れるものです。

1週間という短期決戦ですが、これまでの活動の成果が形となってもたらされるよう願うばかりです。

さて、今日は五十日祭・埋葬祭のご奉仕がありました。

五十日祭

五十日祭 斎場

影かたちその源は二つなし死生やともに一筋の道 中西直方 『 死道百首 』

日が陰(かげ)り影が見えなくても、影は無いとはいえない。魂は見えないからといって無いとはいえない。心も同様といえます。

生あるものの定めですが、死して祖霊(それい)の懐(ふところ)に帰するという信仰は、温かで落ち着く気持ち、安堵を与えてくれます。

埋葬祭 奥津城(墓所)

埋葬祭 奥津城(墓所)

一連の葬儀を無事終えて忌明(きあ)けとなりますが、ご遺族一同も代々の祖霊が鎮まる墓所において、少しく安堵の面持ちでした。