‘なぜ?なに?’ カテゴリーのアーカイブ

御祭神

2019年8月11日 日曜日

今日は国民の祝日で、制定より6回目となる「山の日」です。

祝日法には「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。」とありますが、旧宮山の元宮(もとみや)まで上がられた御朱印巡りの方も多かったようです。

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さて、神奈川県神社庁から刊行作業が進められている関係者名簿の原稿が送られて来ました。

主に県内に鎮座する神社の鎮座地や御祭神、例祭日、神職名等が記された内部用の名簿ですが、兼務する神社の祭神名に誤字等があるのを確認し、すぐに訂正を施しました。

我が国では、「神とは天地の諸神を始め、人や鳥獣草木(ちょうじゅうそうもく)の類、海や山、その他優れたる徳のありて畏(かしこ)きものを総(すべ)て神という」と『神道名目類聚抄』(しんとうめいもくるいじゅうしょう)にあります。

神の語源については、「鏡」(かがみ)、「明見」(あかみ)、「上」(かみ)、「畏」(かしこみ)といった説がありますが、語源からの解明は難しいです。

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神社の成立は、山や海、川、石などを神体として見立てた自然崇拝(しぜんすうはい)に始まり、伊勢や住吉、宗像(むなかた)などのごく限られた神社以外は地名・神社名を付した祭神がほとんどであったとされます。

そして、10世紀頃から古典神話に登場する〇〇命、〇〇彦(比古)、〇〇姫(媛・比咩)、〇〇主といった祭神名に移行したと考えられます。

更に、明治維新後は祭神の考証・選定が行われたようです。

追慕追遠

2019年8月10日 土曜日

今月に入り、神道の祖霊祭祀(それいさいし)で、五年祭や十年祭等の式年祭(しきねんさい)奉仕が続いています。

式年祭は一定の年忌(ねんき)に際して執り行うもので、祖霊を追慕追遠(ついぼついえん)する祭です。

本日は参集殿内に祭場を設け、注連縄(しめなわ)を張り、祭壇を据(す)えて、左右に榊(さかき)や花を飾り、神饌(しんせん)を奉(たてまつ)り、祭詞(さいし)を奏上(そうじょう)して、懇(ねんご)ろに玉串を奉り拝礼しました。

玉襷(たまだすき)かけて祈らむ世世(よよ)の祖(おや)

(おや)の御祖(みおや)の神の幸(ちは)ひを

平田篤胤

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当地では月遅れの盆で、13日に迎え火、16日に送り火となります。

神籬の祭祀

2019年8月4日 日曜日

昨晩は当社駐車場で納涼祭(三ノ宮自治会主催)が開かれ、多くの人たちが夏の夜を満喫する楽しい一時を過ごしていました。

また、比々多地区内の栗原(保國寺)や神戸(木下神社)、串橋(雷電神社)、笠窪・もえぎ台(神明神社)、善波(善波児童館)でも同様に納涼盆踊り大会が開催されています。

matsuri014昨日に比べると幾らか気温が下がったようですが、厳しい暑さに変わりはありません。

それでも彼方此方(あちこち)から御朱印巡りの多い一日でした。

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今日は出張結婚式や祖霊祭(それいさい)等の御奉仕がありました。

神殿が存在しない出張結婚式の場合には、家を建てるときに執り行う地鎮祭(じちんさい)と同じように、依り代(よりしろ)に神さまをお迎えする神籬(ひもろぎ)の祭祀(さいし)となります。

青々とした常緑樹(じょうりょくじゅ)の真榊(まさかき)に、御幣(ごへい)と麻苧(あさお)を垂らし、「オーオーオー・・・」という警蹕(けいひつ)の声とともに、守護神をお祀(まつ)りするものです。

素戔嗚尊

2019年7月20日 土曜日

毎週末、兼務社の祭礼が続いています。

今日は八坂神社(伊勢原市日向)と飯綱神社(伊勢原市日向)で大祭式を執り行い、両社とも神賑行事(しんしんぎょうじ)として神輿(みこし)が担(かつ)がれ、囃子車(はやしぐるま)の太鼓の音が賑やかに響きわたりました。

飯綱神社

飯綱神社

先週の眞田神社もそうですが、両社とも素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀(まつ)りしていて、祇園祭(ぎおんまつり)で有名な京都・八坂神社と同様、疫病(えきびょう)を祓(はら)い除(の)ける夏の祭事です。

神話では、素戔嗚尊が乱暴を働いたことにより、姉の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)にこもり、諸神により高天原(たかまのはら)を追放されますが、出雲(いづも)では八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、奇稲田姫(くしなだひめ)と結婚します。そして、八岐大蛇から得た草薙剣(くさなぎのつるぎ)を天照大御神に捧げます。海原(うなばら)、天下(あめのした)、根の国(ねのくに)を治める神さまで、大国主神(おおくにぬしのかみ)はその子孫にあたります。

奇し

2019年7月6日 土曜日

今日もお天道さまは望めませんでしたが、雨に降られず比較的涼しい中で、北金目神社(平塚市北金目)や落幡神社(秦野市鶴巻南)の大祓、上平間水神講(伊勢原市上平間)の水神祭を支障なくお仕えすることが出来ました。

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さて、北金目神社のすぐ近くに東海大学湘南キャンパスが位置していますが、今年の箱根駅伝で初の総合優勝を果たした陸上競技部員が平素からお参りになっています。

御神木の「楠」(くすのき)の大きな〝根〟に、監督以下部員が旺盛な生命力を感じ、「特に、怪我をした選手が力を授かっている」と、神社役員がお話を伺ったそうです。

楠は特異な芳香(ほうこう)をもつことから、「臭し」(くすし)と同源と辞書に書かれていますが、神社には常緑高木(じょうりょくこうぼく)として古くから植えられ、全国には千年を超える巨樹も残っています。

また、霊妙の意である「奇し」(くすし)という言葉や「薬」(くすし)にもつながり、人知ではかり知れない大きな力をもたらすものとも考えられます。

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神符守札の取扱ひ

2019年7月4日 木曜日

『三国志』の魏志(ぎし)、董遇伝(とうぐうでん)の注(ちゅう)に、読書に利用すべき三つの余暇を「三余」(さんよ)と記しています。

即ち、冬(年の余)、夜(日の余)、陰雨(時の余)を指し、「読書三余」というわけです。

余は余暇のことであり、雨だから出来る〝余〟を活用したいものです。

来年の干支「子」

来年の干支「子」

さて、今日は年末年始に向けて、御神札(おふだ)や御守(おまもり)、根付(ねつけ)、縁起物等の授与品について、奉製業者の方と打ち合わせを行いました。

神社本庁憲章」の第八条三項には、「神符(しんぷ)守札(まもりふだ)等の取扱ひについては、信仰上の尊厳を汚してはならない」とあり、その尊厳を考えながら、御祭神(ごさいじん)の神威発揚(しんいはつよう)を考えて進めています。

忌明け

2019年6月29日 土曜日

九州北部では、つい3日前に梅雨入りしたようですが、沖縄では今日梅雨明けの発表がありました。

活発な梅雨前線の活動により、局地的な大雨も見られ、先週発生した山形県沖地震の地域を含め、大きな災害とならぬことを願うところです。

服忌期間中の神棚

服忌期間中の神棚

先月半ばに神葬祭をお仕えしたお宅で五十日祭が営まれ、続いて奥津城(おくつき)に赴(おもむ)き埋葬祭(まいそうさい)をお仕えしました。

墓所(ぼしょ)が真言宗(しんごんしゅう)のお寺ということもあり、住職も参列され、式後に墓前で読経(どきょう)が行われました。

自宅では設けられていた仮の祭壇(さいだん)が片付けられ、忌明け(きあけ)にあたり、神棚(かみだな)の前面を覆(おお)っていた半紙が外され、故人の霊璽(れいじ)は祖先の霊璽とともに祖霊舎(それいしゃ)に合祀(ごうし)されます。

祖霊舎

祖霊舎

大祓は雨儀?

2019年6月26日 水曜日

梅雨の晴れ間も束の間、近づく熱帯低気圧が台風に変わる予報で、その影響で当地も明後日には雨が強まりそうです。

30日の「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)は雨儀(うぎ)が考えられますが、その場合でも神事は拝殿(はいでん)内で執り行います。

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比々多地区内の氏子や崇敬者の方々から大祓の申込みが続いています。

社頭には人形(ひとがた)の準備がございますので、半期に一度の大祓で様々な災いを祓い除け、清々しくお過ごし頂きたいと思います。

大祓は1300年以上もの昔から行われてきた伝統神事で、現在でも全国津々浦々の神社で執り行われています。

折目(おりめ)正しく、清浄を尊ぶ日本人の生活意識に通ずるものです。

本宗

2019年6月19日 水曜日

昨日は神奈川県神社庁本宗奉賛(ほんそうほうさん)委員会が開催され、委員として禰宜(ねぎ)が出席しました。

神社を包括(ほうかつ)する団体が各都道府県の神社庁であり、その中央事務所にあたるのが神社本庁です。

神社本庁は伊勢の神宮を本宗(ほんんそう)と仰ぎ、「神宮」を最高至貴(さいこうしき)の神社として尊崇(そんすう)しています。

皇祖(こうそ)天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀(まつ)りし、他の神社と比べて格別なる御存在であることから「本宗」という尊称が用いられています。

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県の神社庁でも、本宗奉賛活動は庁務計画の第一に掲げるものでもあります。

委員会では神宮研修会の開催報告、本宗奉賛活動のための教化事業、本年開催の「初穂曳」(はつほひき)等について話し合いました。

初穂曳とは、神宮における年中最大の収穫祭で、宮中並びに全国神社の新嘗祭(にいなめさい)に先立って行われる「神嘗祭」(かんなめさい)に合わせ、全国から初穂を捧げる神恩感謝の行事で本年で47回目を迎えます。

祓具

2019年6月15日 土曜日

今日は予報通りの雨、しかも終日降り続きました。

大安吉日の土曜日とあって、予(かね)てより初宮参りの連絡が入っていましたが、予定通りのお参りとなりました。

また、個人住宅の地鎮祭(じちんさい)もお受けしていましたが、こちらは庭上(ていじょう)の祭祀(さいし)のため、難儀ながらも無事お仕えしました。

御神土

御神土

地鎮祭には土地の神である産土神(うぶすなのかみ)、国土の守護神(しゅごしん)である大地主神(おおとこぬしのかみ)をお祀(まつ)りします。

祭儀(さいぎ)の中で、祭場四方(さいじょうしほう)の敷地を祓い清めますが、米・酒・塩の他、四角に細かく切った白紙(または五色)や同じく細かく切った麻苧(あさお)を撒(ま)きます。

当社では、遠方にて出張祭儀に出向くことができない場合、または事情により祭事を行わない折には、境内の「御神土」をお頒ちしています。

御神土は地鎮祭のみならず、家の改築や解体、伐木や埋井、門や塀の工事の際にも祓具(はらえぐ)として用い、敷地の四方に撒いて土地の鎮めとします。